前回は、会議である程度意見を言えるものの、先輩などに押し切られてしまう方に対して、「部分的同調をしよう」とお話いたしました。
今回はもっと会議をうまくなりたい方におすすめのワンポイントコミュニケーション術をご紹介していきます。
第7回のテーマは、「ワンランク上のファシリテーション法」です。
ぜひお楽しみください!
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目次
「論点」を整理しよう!
会議の中で、「仕切りがうまい人」っていますよね。
実は、仕切りがうまい人とそうでない人には、明確な違いがあります。
それは、「論点をおさえている」ということです。
言い換えると、「何についての話をしているのかをつかめている」ということでもあります。
たとえば、「英語を学びたい!」という人がいたら、英会話スクールに通うことを勧めますよね。
一見、何もおかしなことはありません。
でも、相手が「2日間だけ海外旅行に行くから、そのときにちょっと話したいんだよね~」と言い出したらどうでしょう?
明らかに、提案がズレていますよね(笑)
的を射た意見というのは、論点の正確な理解に基づくものなんです。
だからこそ、会議の場で「何が議論の論点になるのか」を整理できれば、脇道にそれずに話を前に進めることができます。
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【実践】外してはいけない要素をおさえて、論点を整理しよう!
論点を整理するための五大要素
では、論点を整理するには、どうしたら良いのか。
ここでは、論点を整理するためにおさえたい5つの要素をご紹介します。
①意見②メリット③デメリット④(デメリットが起きた場合の)懸念点⑤対策
私たちは、新しい情報が入ってくると、ついそちらに意識をもっていかれてしまいます。
だからこそ、この5つの要素をしっかりとおさえることで、論点からズレずに議論全体を把握することができるんです。
実践例
では、ご紹介した5つの要素をおさえて論点を整理してみましょう。
<例>
議題:ラジオのリスナー数を増やそう!①意見:ラジオMCのSNSを活用しよう②メリット:お金がかからない③デメリット:現状での知名度が低い④懸念点:SNSを活用しても、影響力が十分でない⑤対策:影響力を強めるために、まずは口コミでフォロワーを増やす
こうやって要素で整理すると、一気にスッキリしますね!
議論が脇道に逸れそうになったときも、この論点に沿って仕切り直してくれる人がいたら、重宝されること間違いなしです。
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まとめ
今回は、もっと会議をうまくなりたい方に向けた解決策をご紹介しました。
最後に、改めておさらいしましょう。
●会議の場では、論点を整理しましょう● 論点を整理する際は、「意見」「メリット」「デメリット」「懸念点」「対策」の5要素をおさえましょう
ぜひ使ってみてくださいね!
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