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【厳選】伝わる話し方トレーニング法【スキマ時間を有効活用】

コミュトレ編集部

報告やプレゼン、オンライン会議などで、このように感じたことはないでしょうか?

「人前で堂々と話す話し方なんて、自分には無理」

「上役に納得してもらえるような話し方に自信がない…」

「会議でつっこまれないような話し方ができれば…」

ビジネスでの話し方は、センス・才能だと思われがちです。

 

しかし実は、普段のトレーニングによって無限に向上させることができます。

 

そこで、コミュトレ受講生に好評いただいている話し方トレーニング法のうち、スキマ時間で出来るものを初級~上級編に分けて、厳選してご紹介します。

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1. 伝わる話し方3つのコツ

話し方にありがちな誤解として、「論理的な話し方を習得すれば、人に納得してもらうことができる」というものです。

筆者も学生時代に、分かりづらい話し方を改善すべく「ロジカルシンキング」の本を購入してみたことがありますが、話し方のスキルアップにはあまり生かせませんでした。

 

なぜなら、「人間は感情の動物」だからです。

感情抜きに正論を言われてもなかなか人の心には響きません。ましてや相手が聞く耳をもたなければ、どんな流暢でロジカルな話し方も役に立たない、ということを何度も痛感してきました。

 

相手の心に確実に伝える話し方には、以下3つのコツがあります。

  1. 論理的である
  2. 感情に訴えている
  3. 相手との信頼関係を築いている

伝わる話し方の3つの要素の図

以下、1つずつ確認しましょう。

 

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【伝わる話し方のコツ①】論理的である

1つ目の話し方のコツは、話を論理的に構成することです。

論理的な話し方とは、理由や根拠が明確にあり、客観的にみて正しいといえる状態を指します。

ビジネスシーンでは、自分と異なる立場や価値観をもつ人と協働する必要があります。なので、分かりやすくて客観性のある話し方は大前提として必要になります。

伝わる話し方の3つの要素の図(内容が論理的である)


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【伝わる話し方のコツ②】感情に訴える

話し方2つ目の要素は、聴き手の気分や感情に訴えかけることです。

名スピーカーたちが集まるプレゼンの祭典・TEDでの話し方を分析すると、相手の感情に訴えかける要素を入れたプレゼン・スピーチが、実に全体の80%以上を占めると言われています。

なぜかというと、人の判断は感情でなされるからです。

伝わる話し方の3つの要素の図(感情に訴えかけている)

例えば、上機嫌な時に仕事を依頼されるのと、大きく落ち込んでいる時に依頼されるのとでは、反応が異なるという方も多いでしょう。前者であれば機嫌よく着手するものも、後者であると「今それどころではない…」と思ってしまうかもしれません。

 

このように、人は、今どんな感情をもっているかによって物事の判断を変えてしまいがちです。なので、相手に伝わる話し方を考える際は、感情に訴える要素も欠かせません。

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【伝わる話し方のコツ③】相手との信頼関係を築く

話し方のコツ3つ目は、「この人の言っていることなら間違いない」と思ってもらえていることです。

相手との信頼関係は、伝える話し方の大前提といえます。

伝わる話し方の3つの要素の図(相手との信頼関係がある)

先に述べた「人間は感情の動物」ともつながりますが、人間は自分が尊敬している人・好きな人の話は好意的に聞きます。

一方で、距離感がある人や、あまり良い感情をもっていない人に対しては、素直に聞く耳をもとうとはしません。

そのため、相手に伝わるような話し方を発揮するには、普段から信頼関係を築くことが必要になります。

 

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2. スキマ時間で出来る話し方トレーニング【初級編】

では、ここから話し方トレーニングの内容に入りましょう!どれも教室要らず・スキマ時間に1人で練習できますのでご安心ください。

 

話し方トレーニング【初級編】では、以下2つを練習しましょう。

  1. 表情筋トレーニング
  2. 間をとりながら話すトレーニング

表情筋トレーニングと、間をとって話すトレーニングの図

【話し方トレーニング法①】表情筋トレーニング

まずは、話すときの「表情(笑顔)」をトレーニングしましょう。

よく「表情が硬い」と言われる方は、話し方トレーニングの最初に表情筋トレーニングを行うことで、自然な笑顔を作りやすくなります。

 

普段から笑顔を保つことによって、上司や部下、同僚、顧客に対して、好印象を与えることが出来ます。

 

【笑顔を作るコツ】

  • 口角を上げる
  • 眉を上げる(笑う時は目尻を下げる)

 

【笑顔の自主トレーニング法】

  • あいうえお体操10回1セット

口をこれ以上開かないという所まで大きく広げ、『あ・え・い・う・え・お・あ・お』と話す

  • 眼輪筋のトレーニング10回1セット

目を大きく見開いて、グッと閉じる

 

【トレーニングするときのポイント】

「笑顔でやり過ぎていないかな?」と思うくらい、恥ずかしがらずに、おもいっきり実践しましょう。

 

【話し方トレーニング法②】間をとりながら話すトレーニング

「つい早口になってしまう」という方がいますが、間をとることによって相手に伝わりやすくなります。また、相手の注意を引き付けながら魅力的に伝えることもできるようになります。

 

【間をとるコツ】

  • 重要なことを伝える前に、2秒の間をとる
  • 重要なことはジェスチャーと共に伝える

 

【間をとる自主トレーニング法】

アナウンサーが出演している動画を観て、話し方をまねてみましょう。アナウンサーは多くの方に理解してもらえるよう、間をとりながら聞き取りやすいスピードで話しています。

なので、間をとるお手本材料として理想的です。

 

【トレーニングのポイント】

  • 1~2秒の間を上手くとるには、重要なことを言う前に「軽く息を吸う」イメージを持つと、間をとりやすくなります。
  • 間を入れるのと合わせてジェスチャーを入れると、より効果的な話し方ができるでしょう。
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3. スキマ時間で出来る話し方トレーニング【中級編】

話し方トレーニング【中級編】では、なんとなく思ったことに、自分でつっこみを入れるトレーニングをやってみましょう。

自分の意見にツッコミを入れるトレーニングの図

【話し方トレーニング法③】自分の意見につっこむトレーニング

論理的思考ができていない状態とは、「物事を感覚的に捉えてしまっている状態」です。

感覚的に捉え、感覚的に答えを出してしまうと、根拠が薄くなりがち。

そこで、自分の意見を「なんとなく」のままで終わらせず、つっこみを入れることで、論理性を大きく向上させることができます。

 

【例】

「私、疲れているのかな…」

→「いやでも待てよ、疲れていてもミスしていないときもあるじゃん。そもそもどういうミスが多いんだろう

→「最近あったのはメール誤送信だな。他には、ルールがうろ覚えのときに誤った判断をしてしまうことが多いな」

→「本当に?他にはどんなミスがあった?」…

参考:『論理的思考』は怖くない!苦手意識が消えるたった1つの習慣

 

【つっこみを入れるコツ】

  • まずは「なぜ?」とつっこんでみましょう。
  • 次に「本当にそうなの?」とつっこんでみましょう。

 

【つっこみを入れる自主トレーニング法】

自分1人で考え事をしているときに、自分の意見に対してつっこんでみましょう。

 

【トレーニングのポイント】

  • 自分の意見を書きだしてみると、つっこみを入れやすくなります。

 

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4. スキマ時間で出来る話し方トレーニング【上級編】

話し方トレーニング【上級編】では、異なる観点で3つの理由を述べるトレーニングをやってみましょう。

異なる観点で3つの理由を述べるトレーニングの図

【話し方トレーニング法④】異なる観点で3つの理由を考えるトレーニング

話し方トレーニング上級編では、異なる観点で3つの理由を述べるトレーニングを行います。なぜなら、説得性が格段に高まるからです。

 

たとえば、ある企画をプレゼンするときに、メリットだけを強調する話し方だけだと、「そもそも、それは実現可能なのか」という「実現性」の観点から反論されるおそれがあります。

そんなとき、反論に答えることができなければ、企画の良さを伝えきることは難しいでしょう。

 

このように、反論に強くなる話し方の練習には、ふだんから異なる観点で複数の理由を考えるトレーニングが重要です。

 

【異なる観点で3つの理由を考える話し方トレーニングのコツ】

  • まずは「効果、リスク、実現性」の3つから考えましょう。

 

【異なる観点で3つの理由を考える自主トレーニング法】

  • 人に何かを提案するとき、自分の意見をSNSで発信するとき、会議で自分の意見を述べるときに、異なる観点で3つの理由を考えてから発言しましょう。

 

【トレーニングのポイント】

  • 理由がとっさに思いつかなくても、複数の観点で考えることはあきらめずに続けましょう。何度も繰り返していると、だんだん習慣化されて、あまり苦労せずとも多角的に考えられるようになります。

 

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5. 話し方トレーニングの効果を高める本

話し方トレーニングの効果をさらに高めるには、以下の本もお勧めです。

 

『人を動かす』(デールカーネギー)

 

デール・カーネギーの「人を動かす」は、誰もが話し方を磨き、人々とのコミュニケーションを強化するための宝庫です。カーネギーの教えは、話し方を鍛えるだけでなく、相手を理解し、共感し、説得するための方法を学ぶための包括的なガイドとなります。

 

【お勧めの理由】

1.この本は、自分の意見を論理的に伝えるためのフレームワークを提供します。カーネギーは、相手の視点を理解し、自分の観点を伝えるためにその視点をどのように使用するかを明示しています。これにより、あなたの意見やアイデアは、受け手により鮮明かつ説得力のあるものとして伝わるでしょう。

 

2.この本は、語り手が感情的な深みを掘り下げ、人々の感情に共鳴する話し方を学ぶための道具を提供します。カーネギーの原則の中には、「心からほめる」や「美しい心情に呼びかける」など、他人の感情に訴え、共感を引き出す手法が含まれています。これにより、あなたの話は単なる情報伝達ではなく、聞き手の心に響く物語に変わるでしょう。

 

3.最も重要なのは、この本が提供するコミュニケーションの原則が、聞き手との信頼関係の構築に不可欠であるということです。カーネギーは「誠実な関心を寄せる」や「聞き手にまわる」など、他人との深いつながりを築くための方法を教えてくれます。これらの原則を実践することで、あなたは他人の信頼と尊敬を獲得し、自身の影響力を高めることができます。

 

このように、「人を動かす」は、あなたが語る話を力強く、感動的で、信頼性のあるものに変えるためのガイドです。あなたの話し方を次のレベルへと導くこの不朽の名著を、ぜひ一読してみてください。

 

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6. まとめ:話し方はトレーニング次第でいくらでも向上する

いかがでしたか。今回は「もっと自分の意見を的確に伝えられるようになりたい!」という方に対して、

  • 伝わる話し方のポイント
  • 話し方トレーニングの効果
  • スキマ時間で出来る話し方トレーニング法を初級~上級編

をご紹介しました。

 

話し方は、トレーニング次第でいくらでも向上させることができます。

 

話し方に自信をもてれば、仕事でもプライベートでも、より積極的に人に接していくことができるでしょう。是非、自分の話し方を鍛える参考にしてみてくださいね。

 


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コミュトレは、ビジネスパーソン10万人のデータから仕事に必要な「スキル」を特定し、リアルなビジネスシーンを想定したトレーニングを行う【実践型ビジネススキルスクール】。全17種類ものコースがあり、新入社員から経営者まで、一人ひとりの「理想とする成長」にあわせて学習プランを提供。東京・大阪・名古屋に拠点を置き、講義はすべてオンラインで行っている。

1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。

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