みなさんの職場で「この人の周りには、いつも人が集まっている」と感じる人はいませんか?
「あの人は社交的だから」「あの人はセンスがあるから」とあきらめるのはまだ早いです。
なぜなら、コミュニケーション能力が高い人、人から信頼されたり慕われている人は、もともともっているセンス才能が突出しているのではなく、単純に人から好かれるような行動をとっているから。つまり彼らと同じ行動を意図的にとることで、同じ印象を与えられるんです。
そこで今回は、「この人はコミュニケーション能力がとてつもなく高い!」と思われている人の特徴を3つに絞ってピックアップしました。
コミュニケーション能力というと、とても複雑にみえますよね。しかし、実はこれだけ押さえていただければ、あなたも今すぐに「コミュニケーション能力が高い人」と思ってもらえるようになります。それでは見ていきましょう!
目次
コミュニケーション能力が高い人の特徴①:使う言葉がポジティブ
コミュニケーション能力が高く、「一緒にいると楽しい!」と思われる人は、例外なく使う言葉が前向きです。
たとえば自分と価値観が異なる人に対しても「あの方は変わっている、変な人だ」とは言いません。むしろ「あの方は個性的で面白い」と言います。どちらも「自分とは違う」という主張ですが、そこに込められているニュアンスが全く違いますよね。
仕事で結果が思うように出ていないときも、コミュニケーション能力が低いと思われている人は無意識的に「難しい」と言いがちです。一方で、コミュニケーション能力が高いと見なされている人は「おもしろい」「歯ごたえがある」という表現を使います。聞いていてどちらの方が気持ち良いか、一目瞭然ですね。
私たちが人を「この人は〇〇だ」と評価するとき(悪く言えばレッテルを貼るとき)、その人が使う言葉を必ずみています。ネガティブな言葉を使う人に対しては「ネガティブな人だな」と判断しますし、ポジティブな言葉を使う人に対しては「ポジティブな人だな」と判断します。自分が使う言葉によって、自分の第1印象が形成されています。
そのため、周囲に対する自分の印象を一番手軽に変えたいならば、使う言葉を徹底してポジティブなものにしましょう。
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コミュニケーション能力が高い人の特徴②:リアクションが魅力的
コミュニケーション能力が高い人って、なんとなく「しゃべりが上手い、饒舌」という印象がありませんか?真にコミュニケーション能力が高い人は、実は話す力以上に、恐ろしく聴く力に長けています。
ここでいう聴く力とは「相手が思わず話したくなるリアクション」を駆使しながら会話を続ける能力を指します。お客様からよく「雑談のときに質問がネタ切れになる」というご相談をいただくのですが、
逆に、「えっ、それはなんでなんですか?」というごくシンプルな質問であっても、リアクションが上手ければそれだけで会話は盛り上がります。
コミュトレのインストラクターの中でも、性別・年齢問わずお客様とすぐ仲良くなれてしまう男性がいます。彼のトレーニングを受けた受講生は「熱心さが伝わってきた。もう一度受けたい」と絶賛するほど。トレーニングが終わると「〇〇さんいますか?」とよく声をかけられたり相談をもちかけられたりしています。
そんな彼のとがった特長は、ずばりリアクション力。彼は、話に合わせて表情をくるくる変えたり、笑ったり、「へー!そうなんですね、、えっ!!(・o・)」といったように感情が伝わるあいづちを打ったりしながら聴きます。もう、端から見ると、彼自身が会話を楽しんでいるのがすごく伝わってくるんですよね。
なので、どんなに引っ込み思案な受講生でも、彼と5分話すうちにみるみる表情が明るくなっていきますし、大変饒舌になります。
このように、上手なリアクションは人を惹きつけたり信頼を勝ち得たりするうえで欠かせません。なので、コミュニケーション能力を高めたいのであれば、会話をするときにリアクションを少し頑張って大きめに、抑揚をつけながらとっていきましょう!
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コミュニケーション能力が高いと言われる人の特徴3: いつも笑顔!
コミュニケーション能力が高いと感じる人は、話す内容もさることながら、いつ見ても笑顔です。表情がめちゃくちゃ良いんですよね。
たとえば、私の後輩の中で、同期や先輩から大変可愛がられている女性の若手社員がいます。彼女は仕事をしっかりこなすのですが、それと同時によく笑います。例えば、話しかけられたときも笑顔で対応していますし、雑談しているときも笑顔で聴いています。真顔のときももちろんありますが、とにかくすぐ笑顔になります。だから、彼女の周りにはいつも人が集まっています。
なぜ表情がそれくらい重要なのかというと、私たち人間は、コミュニケーションをとるときに、視覚から得られる情報にかなり頼っているからです(メラビアンの法則によれば、話し手が聞き手に与える影響度のうち55%は視覚情報)。
なので、たとえその人の人柄がどんなに良くても、サングラスとマスクをしていたら少し話しづらいと感じてしまいますよね。
ここで重要なのは、無表情ではなくて「笑顔である」ことなんです。
仕事をする時に、あからさまに怒った顔をする人はいないでしょう。しかし、作業に集中していたり、会議で聴き役になっていたりする時につい無表情になったりしてしまう人は少なくないと思います。
ですが、無表情は相手に対して「あなたの話に興味ありません」という拒絶のメッセージを発しています。実際、雑談するときに相手が無表情だと少し壁を感じがちですよね。
なので、「怒った顔でなければ笑顔でなくてもいい」と考えるのはもったいない。むしろ、意図的に笑顔を作っていく。これが、コミュニケーション能力を今すぐ高めるコツです。
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まとめ:シンプルに、コミュニケーション上手を真似よう。
コミュニケーション能力が高い人というと「社交的」「性格が明るい」と思いがちですが、そうではありません。彼らの特徴を1つずつ真似ていけば、それだけで「コミュニケーション能力が高い人」の仲間入りをすることができます。
今回は以下3つの特徴を見ていきました。最後におさらいしましょう。
特徴1:使う言葉がポジティブ
特徴2:リアクションが魅力的
特徴3: いつも笑顔!
これらを日々の会話で意識的に実践していきましょう!
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