前回は、職場の人間関係をより良くしたい方に対して、「挨拶のときだけでなく、挨拶の前後でも表情をつくることを意識しよう」とお話いたしました。
今回も、前回と同様に、職場の人間関係をより良くしたい方におすすめのワンポイントコミュニケーション術をご紹介していきます。
10回のテーマは、第10回|雑談上手は「○○上手」? さらに1歩距離を縮める雑談のコミュニケーション術です。
▼動画はこちらからどうぞ!(音量にご注意ください)
動画で詳しく解説しておりますが、より理解を深めていただけるように本記事でも配信いたします。
ぜひお楽しみください!
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目次
雑談で「自己開示」しよう!
自己開示というのは「自分のことを相手に伝えること」を指します。
ビジネスシーンでは非常に有効なコミュニケーションで、自己開示があることで、自分のことをより相手に理解してもらえるようになります。
そもそも雑談には3つのテーマがあって、
・自分の話・相手の話・世間の話
の3つです。この中でも「自分の話」が、ビジネスでは重要といわれています。
いったいなぜでしょうか?
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自己開示の重要性
情報が相手に残るから、というのが理由です。
「雑談上手になりたかったら “聞き上手” になろう」ということを聞いたことのある人、多いのではないでしょうか。
たしかにこれは「話し手の気持ち面での満足」を取ろうと思ったときは重要です。
話し手からすると、自分の話をじっくりと聴いてもらえることに嬉しさを感じるからです。
ただそのとき、話し手の中で何が残るかというと「話をじっくりと聴いてもらえたな」という気持ちしか残りません。
聞き手の情報が残らないんですね。
話をじっくりと聴くだけではなく、自己開示も入れながら会話をしましょう。
相手:「最近子どもと△△に行って、すごい楽しかったんですよね。~ 」あなた:「すごい楽しそうですね。実は最近私も子どもが生まれて ~ 」相手:「へえ~、そうなんですね!」~後日~相手:「お子さんの様子はどうですか?」あなた:「実は、最近○○のようなことがあったんですよ。~ 」
「お子さんが生まれたという情報」を記憶してくれ、相手があなたに話しかけてくれている様子がわかると思います。
だからこそ、雑談においては「話を聴く」だけでなく「自分のことを伝えること」も重要になります。
💭 会話上手な人は、一体自分と何が違う? その答えは、こちらから。
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自己開示の2つのコツ
では、実際の雑談では、どんな情報を自己開示することがコツなのでしょうか?
大きく2つあります。
・プライベートの話・仕事に対する考え
順に見ていきましょう。
プライベートの話
仕事の中にプライベートの話を持ち込むのはどうか?と思われている方、中にはいらっしゃるかもしれません。
ただ、やはり、人間関係が良好なほど、仕事が進みやすいです。
お互いに良く知っている人同士は仕事がやりやすいですし、その逆はやりにくいことを、皆さん想像できると思います。
お互いを良く知る「潤滑油」として、プライベートの話があるわけです。
プライベートの話があることによって、お互いの「人間味」がより伝わることでしょう。
ただ、中には「プライベートの話をしすぎると相手から『急に距離感縮めようとしているな』と思われるのではないか?」と疑問を感じた方もいるでしょう。
実は、このプライベートの話というのは「仕事上の信頼」が前提にあって、はじめて成立します。
仕事上の信頼を構築できていないときにプライベートの話をしすぎると、相手からは少し違和感です。
まずは「仕事に対して一生懸命取り組む過程」を通して、仕事上の信頼を獲得していきましょう。
仕事上の信頼を一定ライン獲得し、次に「人として」距離感を縮めていく上で、このプライベートの話は有効的です。
仕事に対する考え
最近仕事で~な風に思っていて仕事で○○な工夫をしたら△△な結果が出ました
のように、仕事に対する考えを発信していきましょう。
相手からすると、自分の仕事の向き合い方が伝わり、ビジネスパートナーとしての距離感が縮まっていきます。
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まとめ
今回は、職場の人間関係をより良くしたい方に向けて「雑談の自己開示」についてお伝えしました。
最後に、改めておさらいしましょう。
●雑談では、ただ話を聴くだけではなく「自己開示」をしていきましょう。そうすることで、自分のことが相手の記憶に残ります●自己開示では「プライベートの話」「仕事に対する考え」を伝えましょう
ぜひ使ってみてくださいね!
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