LINE友だち追加で無料診断!
スキルアップ事例

「その悩みは私だけではない?」福祉関係の仕事のコミュニケーション 「あるあるの悩み」をまとめました

広谷ろうき

 

皆さんこんにちは!

 

私たちはビジネスコミュニケーション教育環境のコミュトレを運営しています。

 

コミュトレ学習者(メンバー)の中には、福祉関係の仕事に就かれている方がいらっしゃいます。

 

福祉関係の仕事といっても、いろんなお仕事があります。

 

※ここでいう「福祉関係の仕事」は「福祉の利用者さんと実際にコミュニケーションを取られている方のお仕事」を指します。

 

これらのメンバーと長年お話する中でわかってきたことがありました。

 

「皆さん似たような悩み・課題をもっている」ことです。

 

私自身インストラクターとして、メンバーと接し始めた当初は「人それぞれ違うから、皆さん1人ひとり特有の悩みをもっているんだろうな」と思っていましたが、そうではないことを感じています。

 

そこで、本記事では、福祉関係の仕事のコミュニケーション「あるあるの悩み」をまとめました。

 

本記事を通して「今思っている悩みは自分だけではないんだな、安心した」と気持ちを軽くしていただけると嬉しいです。

 

自分の強みと課題を把握しませんか?【まずは無料診断セミナーに参加する】

 

福祉関係の仕事のコミュニケーション「あるあるの悩み」

 

 

では、福祉関係の仕事の方はどのような「悩み」をもたれているのでしょうか。

 

コミュトレを学習されているメンバーにヒアリングをし、悩みが多かった順に、大きく3つお伝えしていきます。

 

・利用者さんのことを「察する」コミュニケーションが求められる・職場の人間関係がなかなかうまくいかない・人前でうまく伝えられない

 

悩み①:利用者さんのことを「察する」コミュニケーションが求められる

 

1つ目として「利用者さんのことを「察する」コミュニケーションが求められる」というものです。

 

「利用者さんの表情・しぐさ・雰囲気から ”何を今求めているのか” を察して対応する力が求められるんです」と多くのメンバーは話していました。

 

よかれと思ってとった対応が、実は利用者さんの求めていないものだったら、信頼関係を構築するのは難しくなりますよね。

 

ただ、逆に適切な対応を1つひとつ丁寧に重ねていけばいくほど、利用者さんから信頼を寄せられるのではないでしょうか。

 

関連記事

🌻 「察する」力をつけるには、相手の立場にたって物事を考えられるようになる必要があります

【実演動画付き】「相手の立場に立つとは?」

 

悩み②:職場の人間関係がなかなかうまくいかない

 

2つ目として「職場の人間関係がなかなかうまくいかない」というものがあがってきました。

 

その中で「利用者さんとの関係性はある程度大丈夫なんですけど…」という声も数多くありました。

 

仕事柄シフト制の人が多く、シフトによっては職場のいろんな方とコミュニケーションを取る必要があるのではないでしょうか。

 

たとえば、介護士の方であれば、介護スタッフだけではなく、看護師・作業療法士・ケアマネージャーなど、さまざまな立場の方とミスなく迅速に連携をとる必要がありますよね。

 

これら職場の人は、その職場で働く限り、付き合っていく必要がある存在です。

 

長く付き合うからこそ、情報共有以外にも、雑談を含め、お互いに密にコミュニケーションを取る機会が多くなりますよね。

 

それもあってか、

 

・雑談で話すネタが尽きる・自分と合う合わないがわかれる・話が盛り上がらないと気まずい

 

と感じられているメンバーが多い印象を受けました。

 

関連記事

 

悩み③:人前でうまく伝えられない

 

3つ目に上がってきたのが「人前でうまく伝えられない」という内容です。

 

これは、職場内で立場が上がり、大勢の前での発信を求められる、30代40代の方で特に多かったです。

 

利用者さんとの少人数のコミュニケーションは、お仕事柄慣れていらっしゃる方が多いです。

 

ただ、いざ人前のコミュニケーションとなると、これまで機会が少なかった状況から、緊張もしますし、うまくしゃべることが難しいですよね。

 

立場が上がり、求められるコミュニケーションが変化し、そこに悩まれる方が多い印象です。

 

関連記事

💭 「人前に立つと緊張してしまう…」という方は、こちらの記事もチェック!

■ 人前での緊張は「敵」ではなく「味方」である【”緊張”を正しくとらえよう】

 

自分の強みと課題を把握しませんか?【まずは無料診断セミナーに参加する】

 

もう少しじっくりと福祉関係の仕事の悩みをヒアリングしてみました!

 

 

1つ前で、福祉関係の仕事のコミュニケーション「あるあるの悩み」を、大きく3つご紹介いたしました。

 

・利用者さんのことを「察する」コミュニケーションが求められる・職場の人間関係がなかなかうまくいかない・人前でうまく伝えられない

 

その次に、福祉関係の仕事のメンバーに、もう少しじっくりとコミュニケーションの悩みをヒアリングしてみました。

 

作業療法士をされている20代の方

 

パルッサ

どのような悩みがありますか?

 

お悩みさん

職場の人間関係に悩んでいます。同じ作業療法士同士、仕事の合間・休憩中の会話で、会話がうまくできません。利用者さんとの会話は楽しいのですが…。

 

職場の人間関係で悩まれている方でした。私の方から、

 

たしかに職場の方とは長い期間かかわりますから、少し身構えてしまうところがありますよね。話を聴いていて、個人的には「会話がうまくできない、どこかぎくしゃくした感情が職場の人に伝わっていないか」懸念しています。人の感情はよく「他人に伝染する」といわれます。もらい泣きしたり、つられ笑いをしたりするのも、「悲しい」「面白い」という感情が伝染した証拠です。仮に職場において、お悩みさんの「会話がうまくいかない、どこかぎくしゃくした感情」が相手に伝わり、相手がお悩みさんに話しかけにくくなってしまったら、大変ですよね。お互いどこかぎくしゃくした状態のまま、これから先の時間がずっと流れてしまうのは、お悩みさんにとってもストレスだと思います。ただ、お悩みさんの良いところは、利用者さんとのコミュニケーションを楽しまれているところにあります。お悩みさんは利用者さんを「楽しませようと」会話をされていると思います。逆に職場の人とは、話を聴く限り「自分がマイナスに思われないか」と考えられて、会話をされている印象を受けます。どちらかというと「楽しませようと」会話をされている人と会話をしたほうが、お互い心地よいのではないでしょうか。そういった意味でも、利用者さんとのコミュニケーションの延長線上で、職場の人とコミュニケーションを取られてはどうでしょうか。すると「楽しませよう」という気持ちが良い形で伝わり、コミュニケーションを取りやすくなると個人的に思いますよ。

 

とアドバイスいたしました。「確かに少し気負いすぎていたかもしれないですね…」と少し気持ちが楽になったご様子でした。

 

介護福祉士の職場で管理職をされている40代の方

 

パルッサ

どのような悩みがありますか?

 

お悩みさん

立場が上がり、大勢の前での発信が求められるようになりました。聴き手の表情・しぐさが気になり「伝わっているのか」不安になり、うまくしゃべれないです。

 

立場が上がり、これまで経験の少ない「大勢の前での発信」を求められるようになった方です。

 

経験が少ないことにいきなり取り組むのは緊張もしますし、かなり大変ですよね。

 

私の方から、

 

お仕事柄、利用者さんの表情・しぐさ等を敏感に感じ取り、その場に合った対応をするコミュニケーションを、お悩みさんは自然とできてしまいます。だからこそ、大勢の前に立って「周りのちょっとした反応が気になる」というのは当然なことです。同じような悩みで学習されているメンバーさんも実際多いですよ。その利用者さんとのコミュニケーションが周りから認められ、立場が上がったと思いますので、その悩みはネガティブにとらえる必要はないです。ただ、もちろん対策は必要ですね。お悩みさんが周りの人の目を気にしなくても良くなる「論理的でわかりやすい伝え方」を身につけることに1つヒントがあると思います。わかりやすく情報伝達できることにより「なるほどな」という聴き手の納得が取れます。「周りに伝わっているな」という実感を得られると、人前のコミュニケーションが自信に変わるのではないでしょうか。

 

とアドバイスさせていただきました。「たしかにおっしゃる通りですね…!」とかなり納得されていたご様子でした。

 

福祉関係の仕事の悩みについて、じっくりとヒアリングをして、解決のヒントを実際にお渡しさせていただきました。

 

1人ひとりの問題の本質を見ていくと、1つ前に紹介した、福祉関係の仕事のコミュニケーションの「あるあるの悩み」にたどり着きます。

 

・利用者さんのことを「察する」コミュニケーションが求められる・職場の人間関係がなかなかうまくいかない・人前でうまく伝えられない

 

皆さんが福祉関係の仕事のコミュニケーションで悩まれる本質の部分は似ている部分があるんだなと、ヒアリングをしていく中で感じました。

 

自分の強みと課題を把握しませんか?【まずは無料診断セミナーに参加する】

 

まとめ

 

 

本記事を通して、福祉関係の仕事のコミュニケーションの「あるあるの悩み」をまとめました。

 

「皆さんそれぞれが違う福祉関係の仕事をされているのだから、悩みは1人ひとり異なる」というわけではありません。

 

「今思っている悩みは決して自分だけではない」と気持ちを楽にしていただければと思います。

 

そして、皆さんが取り組まれている仕事は、利用者さんの生活に寄り添える、かなりやりがいのあるものだと思います。

 

自分が利用者さんに与える「影響」というのはかなり大きいものではないでしょうか。

 

自分の成長が「利用者さんとの良いコミュニケーションにつながる」と感じていただき、自分自身を成長させるきっかけに、本記事がなったのであれば幸いです。

 

自分の強みと課題を把握しませんか?【まずは無料診断セミナーに参加する】

 


コミュトレ無料診断&アドバイス
無料診断セミナーに申込む

5秒で簡単 コミュトレの資料をダウンロードする

コミュトレ独自のメソッド&トレーニング法を公開
知識のインプットと実践でのアウトプットを繰り返す!
実践形式のビジネススキルスクール|コミュトレ
資料をダウンロードする

1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

カテゴリー: スキルアップ事例
OFFICIAL SNS
無料セミナーを予約する