こんにちは。
早速ですが、こちらを確認してみてください!
・人の前に立って話すことが昔から苦手・緊張しやすいタイプ・プレゼンでは、聞き手の目線が気になる
みなさんは、どれか当てはまりましたか?
ちなみに、以前の私は全て当てはまる状態でした。学生時代には、発表の機会があると、絶対に先生と目を合わせないように下を向いて、存在を消すことに意識を集中させていたほどです。(笑)
そんな私はアイソルートに入社し、「コミュトレ」の練習によって、今では人前に立って堂々とインストラクターができるようになりました!
そこで今回は、実力向上につながるプレゼンの練習方法をご紹介します!
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目次
■プレゼン練習①:音読をする
音読とは?
文科省の「海外子女教育情報」には以下のように位置づけられていた。
「音読」は、黙読の対語(たいご)だから、声に出して読むことは広く「音読」である。「音読」は、正確・明晰・流暢(正しく・はっきり・すらすら)を目標とする。
音読の三つの効果
1:発表内容を口になじませることが出来る
事前に内容をしっかり口になじませることで、プレゼンの不自然さをなくすことができます。
2:「あー」「えー」などの雑音を減らすことが出来る
こういった雑音は『言葉のひげ』と言われています。これは緊張や次の言葉が出てくるまでの穴埋めのために使ってしまうことが多いでしょう。これは癖になりやすいので注意しましょう!
3:記憶に定着させやすくすることができる
音読は『文章を読むこと(視覚)』と『文章を聴くこと(聴覚)』を同時に行うことができるため、黙読よりも格段に記憶を定着しやすいといわれています。
皆さんも学生時代、九九を覚えるとき、声に出して練習した経験がありませんか?あれはとても効率的な練習であり、効果が大きかったはずです。
プレゼンも同じように、音読を通して事前にしっかり話す内容を記憶に定着させていきましょう。
音読練習の4つのポイント
続いて、音読の具体的な練習方法についてお伝えします!前提として、音読練習はどんなに忙しくても一日一回は必ず行うようにしましょう。上記でもあったように、記憶定着のためには毎日の繰り返しが重要です。本番で皆さんの実力を発揮するためにも、毎日の音読練習を積み重ねていきましょう!
<音読練習の4つのポイント>
1 メモ・資料は顔から30センチ離す2 立って練習する3 適切な間を取る4 イメージをもつ
1:メモ・資料は顔から30センチ離す
メモを読むときは、顔に近づけ過ぎないようにしましょう。本番でもメモを持って発表する場合、メモは顔から30センチほど離して持ちます。なぜなら、声が紙(メモ)にぶつかってしまい、声が聴きづらくなるからです。
また、顔の表情も見えづらくなります。練習段階からメモと顔との距離感が掴めていると、本番で堂々と発表することが出来ます。
2:立って行う
私たちはそもそも『立って話す』ということに慣れていません。少し考えてみましょう。
上司への報連相もそうですが『立って、一方的に話す』というだけで緊張しませんか?
十分に音読練習をしていても、本番で立って話し始めた瞬間に緊張してしまったということがないように、練習から立ち姿勢で音読をしましょう。
また、立つことで、練習中の集中力を高めることもできます。少し疲れたら、歩きながら音読しても尚良いでしょう。折角忙しい中で練習する時間を取っていますので、1回1回の通し練習が質の高いものになるよう工夫してきましょう。
3:適切な間を取る
棒読みにならないコツは、句読点(「、」「。」)で十分な間を入れて話すことです。特に、句点「。」の部分では間を意識しましょう。しっかりと区切りをつけながら話すことができれば、早口のようになったり、慌てている印象を与えたりすることがなくなります。
また、句読点以外では、『重要な箇所』の前後も、間を取ることが大事です。この間は、強調をするための間です。プレゼンの中で最も重要な個所であれば、思い切って2秒くらい(一瞬その場に沈黙が生まれるくらい)の間をいれることも有効です。これによって、重要性が際立ちますので、聴き手は理解しやすくなります。
4:イメージをもつ
練習の質を高めるためには、ただ声に出して練習するのではなく、本番を想定してやってみることです。それにより、練習の集中力が高まることや本番での緊張緩和に繋がります。
例えば、スポーツでもイメージトレーニングというものがあります。ボクシングでは、シャドーボクシングという練習方法があり、目の前に相手がいることをイメージして手足を動かし、仮想の相手からの攻撃を避けながら、パンチを繰り出すなどの動きをします。
音読練習の場合は、聴き手のことを想像するというよりも、まずは自分が人前で話している姿を想像してください。堂々と穏やかで、自信のある話し方をしている自分をイメージして練習してみましょう。
🌻 「どうしても人前に立つと緊張する…」という方は、こちらの記事もご覧ください
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■プレゼン練習②:撮影してチェックする
プレゼンの練習方法として是非実践していただきたいことは、ビデオカメラやスマートフォンで録画をして、確認をすることです!
また、ボイスレコーダーは、音声だけにはなりますが、それでもチェックすることはできます。
実際に撮ってみることで、自分の表情や声の抑揚がイメージ通りかどうかを見てみます。この確認によって、自身の理想と現状のギャップを埋めていくことが出来るのです。
このような工夫をしていくことで、皆さんのノンバーバルスキルを磨き上げていきましょう。
また、録画をすることで『集中』『緊張状態』になりますので、1回1回の音読練習の質を高めることが出来ます。
では、実際にチェックする2つの方法をお伝えします。
・チェックシートを使う(セルフチェック)
・協力者に見てもらう
チェックシートを使う(セルフチェック)
録画したものを、下記の『チェックシート』で確認していきましょう。
表情 | スマイルキープで話すことが出来ている |
目線 | 伏し目がちにならず目線をそらさずにできている |
姿勢 | 背筋が伸びていて、良い姿勢でいる |
ジェスチャー | 肩幅よりも大きくできている |
声の大きさ | 大きな声で話すことが出来ている |
スピード | 1分間で300字。焦っている様子はない |
協力者に見てもらう
誰かに見てもらう場合、できれば皆さんにプレゼンを依頼した上司(もしくは直属の上司)が望ましいです。
同僚や先輩社員であれば、できる限りスピーチが上手い人に依頼をしましょう。
それらが難しい場合は、アドバイスの受け取り方に気をつけてください。率直な感想を言ってもらうことはありがたいですが、それが本当に的を射たものか、自分のレベルに合ったアドバイスかどうかはわかりません。そのためすべてを鵜呑みにしないようにしましょう!
工夫としては、上記のチェックシートを使って見てもらうことや、こちらから見てもらいたいポイントをあらかじめ伝えておくことができれば、相手も確認しやすくなります。
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■まとめ
今回は、実力向上につながるプレゼンの練習方法をご紹介しました。
プレゼンの練習方法は2つでしたね!
①音読をする
②撮影してチェックする
①音読練習する際のポイントは4つありました。
1 メモ・資料は顔から30センチ離す
2 立って練習する
3 適切な間を取る
4 イメージをもつ
②撮影してチェックするポイントは2つでしたね!
1 チェックシートを使う(セルフチェック)
2 協力者に見てもらう
そもそもこれらの練習は、何のために行うのでしょうか?
皆さんが本番でイキイキと話せるようにするためですよね。
プレゼンに限らず、どのような分野でも練習は欠かせません。
せっかく時間をとって練習していくので、是非一回一回の練習を実りあるものにしていきましょう!
そして、皆さんのノンバーバルスキルを磨いて、聴き手に印象付けられるプレゼンをしていきましょう!
🌞 プレゼン力向上を目指す方は、こちらの記事も要チェックです
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