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ビジネススキル基礎

「ポジティブシンキング」になるには?【Input&Output】

高木宏

皆さん、こんにちは。

今回は、ポジティブになるには「どうすればよいのか?」ということをご紹介します!

 

ポジティブシンキングとは、『シンキング(=thinking)』が『考え』という意味を持つことからわかるように、意味としては前向きな考え方です。

 

考え方は、もしかしたら親からの遺伝等で幾分かの影響を受ける部分もあるでしょう。しかし、後天的に成長する過程で変えることは十分可能です!

 

例えば、学生のときの、先生から教えてもらうことが当たり前という考え方は、社会人になると、自ら学ぶのが当たり前という考え方に変わります。このように、考え方は周りの環境に影響を受けたり、自分で強く意識したりすることによって変えていくことができる部分があります。

 

ポジティブシンキングができれば、職場の同僚や上司とのコミュニケーションを積極的にとったり、新しい仕事に果敢に挑戦したりするようになることは容易に想像がつきます。

 

 

ここから<インプット(Input)編>と<アウトプット(Output)編>にわけて、ポジティブになるための方法を見ていきましょう。

 

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■インプット(Input)編:ポジティブな影響のある情報に触れる

ポジティブシンキングで重要なインプットは、ポジティブな影響のある情報に触れることです。具体的には、自己啓発本を読んだり、インターネットで自己啓発に関わる内容を調べたりするようにします。そうすることによって、ポジティブな物事の捉え方を知ることができます。

 

インプットとして、このような自己啓発本やインターネット上の情報を選んだ理由は、手に入りやすいからというのもあります。

 

例えば、ポジティブな影響を受けたいと思ったときに、熱血ポジティブで有名な松岡修造さんに会って直接励ましてもらうということが現実的に可能かというと、簡単ではありません。

 

だからといって、諦める必要はなく、本やインターネットを使えば、そのような強い影響力を持った人の考え方や言葉に触れることができます。このように本やインターネットの情報であれば、誰でも入手可能ですぐにその情報に触れることができます。

 

なお、本やインターネットから得る情報だとリアルで受ける影響と比べると、少し影響としては弱いかもしれません。ただ、リアルは1回のみ、その場限りなのに対して、本やインターネットは何度も繰り返しその情報に触れることができますので、繰り返しポジティブな情報に触れれば、十分良い影響を受けることができます。

 

例えば、松岡修造さんの書籍を読むのであれば、それを毎日の通勤電車で行きも帰りもどちらも使って、繰り返し読めば、ポジティブな物事の捉え方や考え方を知ることができるでしょう。

 

ただし、1つだけ注意点があります。それは、このようなポジティブな情報に触れたときに「自分には無理だ」と思ってしまってはいけないということです。先程の例でいうと、松岡修造さんの本を読んで、「松岡修造さんにはできても、自分には無理だ」と思ってしまっては、この情報に触れた意味が全くなくなってしまいます。適切な解釈の仕方としては、「自分には無理だ」ではなく、「自分にもできる」と捉えるようにします。先程の例でいうと、自分も同じ人間なんだから、「自分でもこんなにもポジティブに捉えたり、考えたりすることができるんだ」と捉えることができれば、ポジティブに考えることができるようになるでしょう。

 

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■アウトプット(Output)編:1日3つ良かったことを見つける

ポジティブシンキングで重要なアウトプットは、1日3つ良かったことを見つけることです。このやり方は、皆さんもどこかで似たようなものを耳にしたことがあるかもしれません。実際にやってみると、ポジティブシンキングが鍛えられることがわかります。

 

この1日3つ良かったことを見つけるというのは、具体的には自分がその日「できた!」と感じたことや「嬉しいな!」と感じたこと等をアウトプットするようにします。

アウトプットの方法は書き出してもいいですし、身近な人に伝えてもいいでしょう。

 

 

私自身も過去に約半年程度ですが、取り組んだことがあり、やってみると確かにポジティブシンキングが鍛えられることを実感しました。どのように鍛えられるのかというと、物事をポジティブに捉えることができるようになったり、物事のポジティブな側面をみることができるようになったりします。

 

というのも、毎日3つ良かったことを見つけようとすると、最初の頃は上手く書き出すことができたとしても、しばらく経つと書くことが無くなってくるものです。それでも3つは見つけなければいけないので、物事の捉え方を工夫したりして、アウトプットを出せるように取り組みます。

 

このような取り組みを通じて、少しづつポジティブに考えることができるようになっていきます。

 

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■まとめ:ポジティブに考えて、コミュニケーションを沢山取りましょう!

ポジティブシンキングとは、前向きな考え方のことです。今回はインプット編とアウトプット編をわけてご紹介しましたが、ぜひ自分に合そうなもの、やってみたい!と思うものから始めてみてください。

 

最初から長続きさせなくてもよいので、まずはその行動をとることができた自分を認めてあげるようにします。小さな変化の積み重ねをしていけば、後々振り返ると、自分が大きく変わっていることに気が付くときがくるはずです。

 

 

最後に、ポジティブシンキングができれば、自然と周りに声を自分からかける回数は増えます。言い換えれば、積極的なコミュニケーションをとることができるようになります。

 

人は誰でも前向きな声をかけてもらえると嬉しいものですので、最終的には自分が周りの人にポジティブな影響を与えることができる側の人材になることを目指していきましょう!

 

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1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

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