仕事をする中で、周りの人と良い関係を築きたい!
このように考える人は多いでしょう。
しかし、言うは易く行うは難し、周囲と良い関係を築くのはそう簡単ではありません。
実際、人間関係の悩みは、常に職場におけるストレスの上位に位置しています。
特に、仕事上では、自分とはタイプが違う人ともうまくやらなければいけないのが難しいところですね。
しかし、周囲と良い人間関係を築くことには、明確な方法があります。
それは、自分の性格やセンスとは全く関係ありません。
この記事では、良い人間関係を築くためにおさえておくべき前提、そしてそれに根差した具体的なコツを3つご紹介します。
これらを実践していけば、どんな相手に対しても距離を縮め、良い関係を築けるようになるでしょう。
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目次
人間関係を良くするための前提:相手を大切に扱えば、人間関係はうまくいく
人間関係を良くするためにおさえておきたい大前提、それは「相手を大切に扱う」ということです。
例えば、皆さんが職場で先輩に質問をしたとしましょう。
そのときに、答えてはくれるけれども目を合わせもせずにそっけない対応をされたら、どうでしょうか。
「この人は話しづらいな」「なんか嫌な人だな」と、つい距離をおきたくなってしまいますよね。
逆に、笑顔で明るく答えてくれたとしたら、その後も何かとその先輩に話しかけやすくなりませんか?
日常でよく見かける一場面ですが、このように相手を大切に扱うことは、人間関係を良くするためには欠かせません。
すべての人に共通する「他人に認められたい」「自分の重要性を認めて欲しい」という欲求を満たすことは、あらゆる人間関係の土台になります。
この人間心理を理解しておくか否かで、皆さんが実践するコミュニケーション上のあらゆるノウハウが効果を発揮するかが決まります。
だからこそ、ここからお伝えしていく人間関係を良くするためのコツは、すべて「相手を大切に扱う」という前提に根差していることを、まずしっかりとおさえておきましょう。
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人間関係を良くする3つのコツ
それでは、いよいよ人間関係を良くするコツを見ていきましょう!
今回ご紹介するのは、以下の3つです。
コツ①:聴き上手になる
コツ②:自分から友好的な態度を示す
コツ③:「ありがとう」を忘れない
早速1つずつ詳しくみていきましょう。
コツ①:聴き上手になる
実は、人間関係のトラブルの要因の大半は、相手の話を聴こうとしないことにあります。
相手の話をしっかりと聴くことは、それだけで良い印象を与え、距離を縮めたり信頼を築いたりするきっかけとなります。
ここで注意していただきたいのが、「話すことが苦手だから黙っている=聴き上手」ではないということです。
本当の聴き上手とは、傾聴力を発揮すること、つまり、相手の話を心をこめて聴くことができることを指します。
…と聞くと、なんだか難しそうな感じがしますね。
「心をこめて聴くってどういうこと?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「一生懸命聴くことには聴いているんだけどな…」という方も多いかもしれませんね。
実は、聴き上手な方に共通している点として、総じて「たくさん反応を示す」ということが挙げられます。
相手の話にあわせて笑顔になったり、悲しそうな表情をしてみたり、「わかる!」「たしかに!」「なるほど!」「そうなんですね!」とあいづちを入れたりするなど、とにかく感情が豊かなんです。
このように、聴き手も感情を豊かに表現しながら聴くことで、相手に「あなたの話は聴く価値がある」というメッセージを伝えることができます。
たとえ相手が淡々と話していても、少しぶっきらぼうな態度だとしても、自分は変わらずにしっかりと相手の話を受け止められる、そんな聴き上手さんはどこにいっても受け入れられます。
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コツ②:自分から友好的な態度を示す
2つ目のコツは、「自分から友好的な態度を示す」ということです。
あからさまに周囲との間に壁を作っている人、とげとげしい態度を示す人は、なんとなく近寄りがたいですよね。
「別に周りからどう思われたって良い」と自分では思っていたとしても、職場やチームにそういった態度の人がいると、なんとなく周囲も気を遣ってぎすぎすとした雰囲気になってしまいます。
話しかけづらいためにコミュニケーションを必要最低限に抑えた結果、スムーズに仕事が進まなかったり、時に伝えるべきことも伝わらなかったりしてしまうかもしれません。
それだけ、1人が示す態度というのは、周りに影響を与えています。
自分ではそんなつもりがなかったとしても、疲れているとき、仕事がたてこんでいて余裕がないとき、苦手だなと思う人と接するとき、ついつい私たちは冷たい態度・そっけない態度をとってしまいます。
むしろ、そういった態度を無意識にとってしまうのは当たり前だと心得た上で、意識的に友好的な態度を示していくようにしましょう。
友好的な態度を示すための、シンプルかつ効果的な方法は「微笑み」です。
そんな単純なこと?と拍子抜けするかもしれませんが、挨拶のとき、ちょっとした雑談のとき、事務的なやり取りをするとき、議論が煮詰まってきたとき、どんなときでも微笑みをすぐにできるようにするのは、意外と難しいことです。
365日24時間笑顔でいる必要はありません。
人と接するその瞬間、ぱっと笑顔になる、それだけのことです。
たったそれだけのことが、「あなたには微笑みかける価値がある」と相手に伝えるメッセージになります。
特定の人とどうしてもうまくいかない、どのような環境にいってもなかなかなじめない、そんなときは、是非自分の表情に意識を向けてみてください。
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コツ③:「ありがとう」を忘れない
最後のコツは「ありがとう」を忘れないということです。
これこそ「当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんね。
でも、当たり前を当たり前にやること程難しいことってないんです。
例えば、職場で上司に報告をするとき。
「今、お時間よろしいですか?」と声をかけて、「良いよ」と返されたとしましょう。
この瞬間、本題に入る前に「ありがとうございます」と言えていますか?
例えば、後輩が率先して足りなくなった備品を補充しているとき。
「ありがとう、助かるよ」と、声をかけていますか?
気付いた人がやるのは当たり前、若手がやるのが当たり前、そう思って通り過ぎていませんか?
「〇〇さん、ありがとう」という、ちょっと照れくさい一言を、しっかりと口に出せる人を悪く思う人はいません。
そして、「ありがとう」をたくさんいう人に対し、相手は「この人は、自分を見てくれている・受け入れてくれている」と感じるのです。
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まとめ:意識と行動を変えて、人間関係の悩みから解放されよう!
本記事では、人間関係の悩みから解放されるためのコツを3つご紹介しました。
最後にポイントを確認しましょう。
前提:相手を大切に扱う
コツ①:聴き上手になる
コツ②:自分から友好的な態度を示す
コツ③:「ありがとう」を忘れない
大切なのは、既に良い関係を築けている人に対してだけでなく、どのような相手に対してもこれら3つを実践することです。
誰に対してもこれらを実践できる人は、時間がかかっても周囲の人と良い関係を築いていけるでしょう。
是非今日から実践し、人間関係に関する悩みやストレスから解放されていきましょう!
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