コミュトレインストラクターの冬木しょうこです。
初めましての方も、いつも記事をみていただいている方も、この記事に飛んでいただき、ありがとうございます^^
さて、2021年2月に、沢井製薬提供「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」にJ-WAVE(81.3FM)「STEP ONE」(月~木 9:00~13:00)より、全3回にわたって私が出演させていただきました。
その際は「周囲を味方につけるコミュニケーション・スキル」をテーマにお話しましたが、ラジオでお伝えしきれなかった裏話を、この記事ではお伝えしていきたいと思います。
目次
収録時はとても緊張しました…
冷たい雨が降る1月末、六本木にあるJ-WAVEさんのスタジオに伺って、2月分の収録をしてきました。
前の晩に30枚近くメモ書き、頭の整理を行いました。
しかし、やはりラジオとなると、これまでと比にならないくらい多くの方の目に触れるので、久々にかなり緊張しました。自分でもわかるくらい心臓が波打って、もはや口から飛び出すのではないかと思うくらいでした(笑)
とはいえ、当日なにを聞かれようと、自分の頭の中にあることしか話せません。
準備をやるだけやったら、あとは気にせず、そのとき直感で思い浮かぶものを言葉にするだけです。
そのため、あえてカンペは作らず、当日はコミュトレの代表社員として私自身が世の中のビジネスパーソンに本当に伝えたい想いを、とことん語らせていただきました。
ディレクターさんからは「今回お伺いしたかったことを、会話の流れの中で全部先に答えていただいたので、ありがたいです」とおっしゃっていただきました。
やはり「コミュニケーション教育のプロ」を謳っているので、ひとまず会社の看板は守れたとホッとしました(汗)
ビジネスコミュニケーション能力はセンス・才能と一切関係ない
今回の放送で、私が一番お伝えしたかったことは、「ビジネスコミュニケーション能力は、センスや才能と一切関係ない」ということです。
周囲を巻き込む、味方につけるというと、なんだか難しく感じますよね。特に、相手が自分と異なる価値観をもつ人だったり立場が異なる人だったりすると、何かものすごい会話術や特別なプレゼン力が必要なのではないか、と考える方もいらっしゃるでしょう。
そして、言葉巧みに話せる人をみると「センスがあってうらやましいな」とため息をついてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際のところは「その人に対してどのような姿勢で接するか」、そして「どのような行動をとるのか」が、いやがおうでも言葉ににじみ出てしまうのです。
たとえば「努力が重要だ」というシンプルな言葉であっても、オリンピック選手が述べるのと、今まで自分の課題から逃げてきた人が言うのとでは、やはり重みが違ってきます。(やや極端な例でしょうか)
あるいは、分かりやすい説明ひとつとっても、「結局相手に何を届けたいのか」と追求する過程で言葉が洗練されていくのであって、決して「分かりやすく話す能力」が先天的に備わっているからではありません。
ですから、ビジネスコミュニケーション能力の本質とは「言葉をたくみに使って話す能力」では決してなく、むしろ物事に向き合う自分の姿勢と行動、言い換えれば生き方そのものといっても過言ではないでしょう。
だからこそ、ビジネスコミュニケーション能力は、先天的なセンスや才能ではなく、だれでも後天的に身につけることができるものであり、自分自身の選択によっていくらでも高められるものなのです。
では、普段の生活で、どんな意識と行動をとっていけばビジネスコミュニケーション能力を高めていけるのか?
こちらの記事では、そのヒントを記載しております。ぜひ併せてご覧ください。