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272名のアンケートからのコミュニケーション傾向を調査。「相手の意見や立場を尊重できる」89%、「自分の考えを言葉でうまく表現できる」19%。

コミュトレ編集部

コミュニケーションスクール「コミュトレ」を運営している株式会社アイソルート(代表取締役野田雄彦、以下「当社」)は、立命館大学 教育開発推進機構 教授・藤本学先生の「対人コミュニケーション」の研究から生み出された「コミュニケーション・スキル尺度ENDCOREs」(以下「エンドコアズ」)を用いたアンケート調査を実施しました。 

 

藤本先生の「エンドコアズ」では、24問の質問項目の結果から、「自己統制」「表現力」「読解力」「自己主張」「他者受容」「関係調整」の6スキルに対してそれぞれ7段階のスキル得点をつけてコミュニケーション能力を判定します。 

 

7段階のスキル得点は「1かなり苦手/2苦手/3やや苦手/4ふつう/5やや得意/6得意/7かなり得意」を基準としています 

 

以下は、調査期間2021年1月~3月の間に、当社Webサイト上にて、「ビジネススキル」学習に興味を持つ20代~40代の男女272名から回答を得たものです。 

 

 

【調査結果】 

 

1.スキル得点の平均値 

272名の回答から「自己統制」「表現力」「読解力」「自己主張」「他者受容」「関係調整」の6スキルの平均値および、24問の質問項目ごとの平均値を算出し、傾向を分析しました。 

 

-16スキルの平均値 

平均値の最高得点は7、最低得点は1です 

 

 

今回の調査で、最も高い平均値となったのは「他者受容」4.75でした。次いで高い平 

均値は「自己統制」の4.0となりました一方で最も低い平均値は「自己主張」2.94次いで低い平均値は「表現力」3.14でした 

 

 

2.24質問項目ごとの平均値 

平均値の最高得点は7、最低得点は1です。 

今回の調査で、最も高い平均値となったのは「他者受容」4.75でした。次いで高い平 

均値は「自己統制」の4.0となりました一方で最も低い平均値は「自己主張」2.94次いで低い平均値は「表現力」3.14でした 

 

 

 

2.24質問項目ごとの平均値 

平均値の最高得点は7、最低得点は1です。

 

6スキルを細分化した24の質問項目では、「相手の意見や立場を尊重する」が最も高い平均値4.86でした。一方、最も低い平均値は「自分の考えを言葉でうまく表現する」2.48となりました 

 

2.平均値から読み取れる傾向 

 

今回の調査では、自分自身を抑える「自己統制」6スキル中で最も高く、自己を表に出す<表出系>の「自己主張」「表現力」のスキル低い傾向 

 

一方、他者に対する<反応系>の「他受容」「読解力」のスキルくなりました 

 

この結果から「空気を読む」力があり、自分を抑え、他者を立てるコミュニケーションを得意とする日本人ならではの国民性が読み取れす。 

 

ビジネスシーンでは、「プレゼン」「スピーチ」「セールス」「交渉・折衝」など、自分の考えを正しく表現し、伝える場が数多くあるものの、スキル得点低い傾向にあります。 

 

3.スキル得点のデータ分布 

 

さらに詳細にスキル得点(最高得点7、最低得点は1のデータの分布分析すると「自己主張」に関しては最も多く集まった回答(最頻値)が「2」(苦手)です。回答者の72%が3」(やや苦手)以下です。「6」(得意)以上と答えた回答者は1%に留まっています 

 

質問項目「自分の考えを言葉でうまく表現する」に関して最頻値が「2」です。スキル得点の分布を見ると81%が3以下であり、ほとんどの人が苦手意識を持っています。 

 

前項目で最も高い平均得点を示した質問項目「相手の意見や立場を尊重する」は89%が「4」(普通)以上でした。 

 

4.スキル得点の分布から読み取れる傾向 

 

スキル得点の分布からは、多くの人が一般的な話す力(ノンバーバルコミュニケーションを含む)に苦手意識を持っている結果となりました。裏を返せば、「話す力」を強化することが、大きな競争力に繋がると推測されます 

 

(「ノンバーバルコミュニケーション」とは言葉によらない、非言語コミュニケーションのことです。今回はジェスチャーや態度、表情、声のトーンや大きさ、話すスピードや滑らかさも「話す力」に含んでいます) 

 

調査実施:コミュトレについて 株式会社アイソルートが運営するコミュニケーションスクール「コミュトレ」では、日本のビジネスパーソンのコミュニケーション能力を向上させるべく、目的ごとに17種類のコースを設け、実践トレーニングを行ってきました。受講生は実際にキャリアアップや職場の人間関係向上など、一定の成果を上げています。 これまで測定困難だった「コミュニケーション能力」を数値化する、藤本先生の「エンドコアズ」を用いた調査は、当社のコミュニケーションスクール「コミュトレ」のトレーニングプログラムにとっても、大変有益でした。 「コミュトレ」では、既に2021年から、藤本先生の「エンドコアズ」の考え方を取り入れたトレーニングプログラムを実施しています。 会場トレーニング:東京、大阪、名古屋/オンライントレーニング:全国 

 

【本件に関する問い合わせ先 】株式会社アイソルート コミュトレ推進部 広報担当 髙原淳志 お電話: 03-6276-6200  メール: communication01@isoroot.jp 

 

 

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1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

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