「あの人に任せておけば、安心だよね」
皆さんの職場に、このように言われる人はいませんか?
周囲から一目置かれる人、しょっちゅう指名を受けて仕事をしている人、こんな人は「デキる人」として何かと頼りにされていますよね。
社内のプロジェクトにせよ、営業をはじめとする顧客とのやりとりにせよ、意思決定層、いわば「キーパーソン」からの信頼が厚い人というのは、どんどんチャンスをつかみ取っています。
では、そういった「デキる人」は、一体何をもって「デキる人」になったのでしょう?
地頭が良いから?
社交的だから?
説得力に溢れたトーク力があるから?
いえ、実は、違うんです。
この記事では、ビジネスで信頼される人に共通する“ある力”とは何なのか、そしてそれを高めるためのコツをお伝えします。
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目次
信頼される人に共通するのは、○○力
信頼を築く手段は、コミュニケーション
仕事をしていく上で、周囲と信頼関係を築くのはとても大切ですよね。
職場の人間関係がこじれると、仕事を進めるにも何かと苦労しますし、顧客との関係が良くなければ、会社の評判や売上にも影響があるでしょう。
逆に、信頼される人の周りには、常に人が集まってきて、仕事のチャンスが舞い込んできますし、何かあったときにも協力してくれる味方がすぐに見つかります。
任せられた仕事をしっかりとこなす業務遂行力もさることながら、「この人となら仕事がしやすい!」と誰からも感じられるコミュニケーションを日頃からとっていることは間違いないでしょう。
では、信頼される人がとっているコミュケーションの特徴とは、一体何でしょうか?
デキる人のコミュニケーションの特徴とは
コミュニケーション能力が高い人…というと、どんな人をイメージしますか?
ぱっと頭に浮かぶのは、自信をもって自分の意見を言える人、誰にでも話しかける人懐こさのある人、つい周りが耳を傾けてしまうトーク力のある人などではないでしょうか。
確かに、これらのスキルがある人たちは「伝える力」が非常に高いですし、コミュニケーション能力が高いことには間違いありません。
しかし、ここまでにお伝えしてきた「仕事がデキる人」「信頼される人」は、実は、少し違うポイントにこだわっています。
そのポイントこそが「傾聴力」、つまり「聴く力」となります。
周りから一目置かれるような人というのは、実はこの「傾聴力」に長けているのです。
言い換えると、傾聴力を鍛えていくことが、デキる人に近づく一歩となりますね!
信頼構築に欠かせない「傾聴力」とは?
傾聴とは、「相手が話しやすくなるような聴き方」を指しています。
つまり、相手の話を熱心に聴こうとする姿勢を示すことで、「あなたの話には聴く価値がある」というメッセージを伝える行為といえます。
このようにして、相手を会話の主役にすることで「自分は大切な存在として扱われている」と感じてもらうのは、他者との信頼を築く上で非常に大切です。
コミュニケーションを通じて良い関係を築く上で失敗があるとするなら、「何を言ったか、言わなかったか」ではなく、「相手の話を聴いたか、聴かなかったか」が問題となります。
職場で頼りにされている人というのは、実は、影響力のある言葉を発する以上に、相手の言葉を聴くことを徹底して意識しているんですね。
相手の話を聴いた上で説得力のある発言をするからこそ、キーパーソンをはじめとする周囲の人々からの信頼を勝ち取れるんです。
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今日からできる!傾聴力を高めるポイント
それでは、傾聴力を高めるためには、一体何から始めていけば良いのでしょうか?
この記事では、「もっと話したい」と相手が感じるような反応の示し方を見ていきましょう。
自分は熱心に聴いているつもりでも、目に見える反応として示されていなければ、相手にとっては聴いてもらえていないのと同じです。
「相手の言葉を受けて、どのような言葉を返すべきか」については、また別記事で解説しますので、まずはその前段階としての反応の示し方をチェックしていきましょう!
ポイント①うなずき
相手の話を聴いていることを示そうと思ったとき、真っ先に思いつくのが「うなずき」ではないでしょうか?
「そのくらいなら、いつもやっているよ」と思われる方も多いかも。
そこで、ここでは「うなずき」をさらに効果的に行うコツをお伝えします。
そのコツこそが「細かいうなずき」と「大きいうなずき」の使い分けです。
相手の話を聴いているとき、単調に同じペースでうなずき続けていませんか?
ギクッとした方は、是非、「大きいうなずき」を取り入れてみてください。
すると、相手は「自分の話に興味をもってもらえている」と感じることができ、安心して話すことができます。
さらに、話し手が強く感情を示したとき、伝えたいことを述べたときに、この「大きいうなずき」を入れると、相手は「自分の気持ちをわかってもらえた!」と感じ、仲間意識が生まれるきっかけとなりますよ!
ポイント②あいづち
続いてのポイントは、「あいづち」です。
相手の話の合間に「はい」「ええ」「なるほど」と声に出して反応を示すことを指します。
これも「そのくらいなら、やっている!」という方も多いかもしれませんね。
そこで、ここでも、より効果的にあいづちを用いるコツをお伝えしていきます。
(1)3種類以上使う
あいづちを打つとき「はい、はい、はい」などと、同じ言葉の繰り返しだけで済ませていませんか?
話し手からすると、きちんと聞いてもらえているのか不安になりますし、時に威圧的に感じたり、蔑ろにされている印象を受けたりしてしまいます。
せっかく相手の話を聴いているメッセージを送ろうとしているのに、逆効果になってしまいますよね。
そこで、「はい/へー/なるほど/そうなんですね/いいですね」といった異なる言葉を組み合わせて、変化をつけていきましょう。
すると、話し手は「自分の話をきちんと聴いた上で反応してくれている」と安心することができます。
(2)感情をこめる
複数のあいづちを使い分けられるようになったら、続いてはそれらに感情をこめるよう意識してみてください。
このときのポイントは「相手の感情に合わせた感情を示す」ことです。
例えば、相手が「嬉しかった話」をしているときは、自分も同じように嬉しそうな表情や声色であいづちを打ち、逆に「悲しかった話」をしているときは、自分も悲しさを表現するような表情や声色であいづちを打ちましょう。
(3)うなずきとセットで行う
最後に、ここまでお伝えしてきた「うなずき」、そして「あいづち」はセットで行うよう心がけてください。
どちらか片方だけを行うときと、両方を行うときでは、会話の雰囲気は大きく変化します。
雑談をしているとき、業務上のちょっとしたコミュニケーションをとるとき、議論や交渉をするとき…
あらゆる場面で、自然とこの2つを発揮できているかどうかで大きく印象は変わります。
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まとめ:傾聴力を発揮して、ワンランク上のビジネスパーソンへ!
本記事では、「あなただから頼みたい!」と周囲から指名されるビジネスパーソンを目指す方に向けて、信頼を築くコミュニケーションのとり方をお伝えしてきました。
ポイントは、話すよりも聴くこと、つまり「傾聴力」を発揮することでしたね。
取り組むことは「うなずき」「あいづち」など、非常にシンプルですが、忘れやすいのも事実。
だからこそ、これらを自然にできる人が、周囲と信頼を築くことができるんです。
是非、今日から実践して、周りのビジネスパーソンとちょっと差をつける一歩を踏み出しましょう!
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