株式会社アイソルート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:野田 雄彦)が展開する実践形式でビジネススキルを身につけられる、ビジネスのスクール「コミュトレ」は、「対人コミュニケーション」の研究から生み出された「コミュニケーション・スキル尺度ENDCOREs(エンドコアズ)を用いて約6000人の社会人にアンケート調査を実施いたしました。
昨今のビジネスパーソンには「21世紀型スキル」の4C(Critical thinking(批判的思考)・Creativity(創造性)・Collaboration(協働)・Communication(コミュニケーション) )と呼ばれる4つのスキルが求められるようになりました。
そこで、コミュトレでは立命館大学 教育開発推進機構 教授・藤本学先生の「対人コミュニケーション」研究から生み出された「コミュニケーション・スキル尺度ENDCOREs(エンドコアズ)」を用いたコミュニケーション能力診断ツールを制作し、ビジネスパーソン男女6179名にアンケートを行い、コミュニケーション能力の傾向調査をいたしました。
【調査概要】
調査期間:2021年1月1日~2022年12月31日
調査方法:無料アドバイス参加者への診断シート
有効回答者:「ビジネススキル・コミュニケーションスキル」学習に興味を持つ20代~40代の男女6179名
※本調査を引用いただく際は、「コミュトレ調べ」とご記載ください。
【調査結果】
9つの「スキルタイプ」とは
(1)回避型
衝突をおそれて、自分の意見を主張することに苦手意識や抵抗感も持ち、
相手の発言から考えや心理状態を読み取り周囲に対して配慮する傾向にある。
(2)受動型
自分とは違う考えや立場の人に対しても共感の姿勢を持ちながら周囲の人に対して友好的に接すことができる。
相手の考えや心理状態を発言やしぐさから正しく読み取ることもできる。
(3)自制型
相手の発言から考えや心理状態を正しく理解し、周囲の人と友好的な関係性を築くことを強みとしている。
自分とは違う考えや立場の人に対しても共感の姿勢を持ちながら周囲の人に対して友好的に接することができる。
(4)内閉型
コミュニケーションに苦手意識を持ちやすい傾向にある。
(5)能動型
社会人の中で平均的なコミュニケーションスキルを保有している。
普段のコミュニケーションにおいて、特に苦手意識を持つことなくコミュニケーションを取ることができる。
(6)均整型
相手の発言から考えや心理状態を正しく理解し、周囲の人と友好的な関係性を築くことを強みとしている。
周囲の意見に流されずに自分の意見を伝えたり、会話の主導権を握って話を進めたりすることもできる。
(7)我執型
普段のコミュニケーションにおいて周囲の意見に流されずに自分の意見を分かりやすく伝えたり、
会話の主導権を握って話を進めたりすることもできる。
(8)主体型
特に表現力と自己主張といった自分の考えを伝えるスキルに関しては得意意識を持ちやすい傾向にある。
(9)万能型
全般的に高いコミュニケーションスキルを保有している。
アンケートでは、上位から、「回避型」39.9%、「受動型」15.8%、「自制型」14.4%、「内閉型」11.3%、「能動型」10.4%、「均整型」4.8%、「我執型」1.7%、「主体型」1.3%、「万能型」0.5%という結果になりました。
「回避型」「受動型」「自制型」が上位3スキルであり、全体の70.1%を占めています。
どのタイプも、相手の発言から考えや心理状態を読み取る、周囲に対して配慮する、友好的に接するという傾向にあり、表現力や自己主張を苦手とします。
この結果から、現代のビジネスパーソンは、他者とのコミュニケーションにおいて空気を読みすぎ、自分を抑え、他者を立てようとする傾向にあることが読み取れます。
ビジネスシーンでは、「プレゼン」「スピーチ」「セールス」「交渉・折衝」など、自分の考えを正しく表現し、伝える場が数多くあるものの、それらを苦手とする社会人の割合が多い結果になりました。
【コミュトレ】
コミュトレは、ビジネスパーソン10万人のデータから仕事に必要な「スキル」を特定し、
様々なビジネスシーンを想定したリアルなトレーニングを行う、一生モノの「スキル」を着実に身につける実践型の新しいビジネスのスクールです。
■コミュトレ公式サイト: https://commu-training.jp/
【企業概要】
社名:株式会社アイソルート
設立:1999年9月
代表:野田 雄彦
事業内容:パッケージソフトの開発/コンピュータシステムの開発/ネットワーク運用管理/人材教育・コンサルティング事業
トレーニング会場:東京、大阪、名古屋/オンライントレーニング:全国
コーポレートサイト:https://www.isoroot.jp/