人前に立ってプレゼンテーションとなると、どうしても緊張してしまいますよね。
ただ、あることをすればこの緊張を最大限に軽減できるのです。
今回は、プレゼンテーションを控えた方に向けて、緊張との上手な付き合い方をご紹介します。
目次
プレゼンテーションで伝えたいメッセージを強くもつ
プレゼンテーションする際は、「誰に何の話を伝えに来たのか」をしっかり思い出してから話すことが重要です。
プレゼンテーションというのは、必ず目的があります。その目的に立ち返りましょう。
コミュトレの受講生に聞くと、「人の目が気になってしまう」という方が多いです。あの人は聴いてくれているけど、あの人は聴いてない。って気にしてしまって、話に集中ができない!という人も少なくありません。
ここだけの話、プレゼンテーションが苦手な方って、一対一のコミュニケーションは得意な方が多いんです。
一対一のコミュニケーションで相手の表情や反応をしっかり見れていればいるほど、集団になった時にみんなの反応が気になって仕方なくなってしまい、結果として緊張してうまく話せないってことが多いんです。
だからこそ、そういう人ほど誰に何の話を伝えに来たのか、そしてどんな風になってほしいのかという、『メッセージを強くもつこと』を意識して、プレゼンテーションに向かうと緊張が緩和されるのです。
プレゼンテーションするには、まず「誰に」を明確しよう
いざプレゼンテーションで伝えるメッセージを作ろうと思っても、「言いたいことがない」と思うことはありませんか?
実はメッセージの作り方にも方法論があります。ポイントを抑えれば実は難しいことではないんです。
そもそもメッセージは、「誰に」「何を」伝えたいか。そして「どうなってほしいのか」。この3本立てなんです。
ちなみにこの中で最も大事なポイントってどこだと思います?
つい「何を」に着目しがちですが…実は「誰に」なんですね。
実は“何を“は伝える相手が明確にイメージできると勝手に浮かんでくるもの。どんな年代の人で、どのような状況で、何に困っているのか、などしっかりとイメージできると何を伝えればいいのかがイメージできてくるんです。
今回の記事で言うと、「スピーチは得意じゃないけどしゃべらなきゃいけない場面が増えてしまった40代管理職」の方が読んでくださっている、という設定で書いています。こうすると、「こんな場面で緊張するだろうなぁ」と浮かんできて、書くが自然と見えてくるんですよね。
“何を“が思い浮かぶ人はそのままメッセージを作ってもOK ですが、大抵の人がこの”何を“が思い浮かばないという難しさを感じていると思います。
なので、そういった人は”誰に“を明確にイメージしてみてください。言いたいことが自然と浮かんでくると思います。