前回は、職場の人間関係をより良くしたい方に対して「雑談の自己開示」についてお伝えしました。
今回は上手に仕事の依頼をしたい方におすすめのワンポイントコミュニケーション術をご紹介していきます。
第11回のテーマは、「仕事上手は頼み上手!人に依頼をする際のコツ」です。
ぜひお楽しみください!
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目次
コツ①:「あなたに頼みたい理由」を伝える
仕事で人に何かを依頼するとき、つい躊躇してしまうことはありませんか?
しかし、実は、ある一言を加えるだけで、「相手をその気にさせる」依頼ができるんです。
それが、「なぜあなたにお願いしたいのか」、つまり指名した理由を伝えることです。
人間は「自分に関連すること」しか興味がない?
人間は、「自己愛」が強い生き物です。
極端にいえば、「自分に関連することにしか興味がない」といえます(笑)
言い換えると、「自分に関係性があることには、聞く耳をもつ」ということです。
この心理作用をうまく利用することで、相手が依頼された内容を自分事として捉え、モチベーション高く取り組んでくれるようになります。
<例> ラジオの原稿作成の依頼△「ラジオの収録が来週の木曜日にあるので、お願いできますか?」○「ラジオの収録が来週の木曜日にあるので、お願いできますか?いつも通り、最高の原稿をお願いします!」
このように、たった一言を付け加えるだけで、相手は「やっぱり、それは自分がやるべきだ!/自分しかできる人はいない!」という気持ちになることができます。
「あなただから、お願いしたい」という感覚を与えられれば、前向きに仕事に取り組んでもらえますね!
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コツ②:“心地良く“納期を守ってもらう
続いてのコツは、「納期の伝え方」です。
よくある伝え方は、以下のようなものではないでしょうか?
<例>
「●日までにやってください。なぜなら、先方に確認する時間が必要なので、その時間を考えると、時間が必要だからです。」
理屈も通っていますし、ぱっと見は問題なさそうですよね。
でも、依頼された側の立場で考えるとどうでしょう。
おそらく、頭の中は「自分のスケジュールをどのように調整するか?」でいっぱいなのではないでしょうか。
つまり、「依頼主がそこまでにほしい理由」をどれだけ伝えられても、納得しづらいんです。
配慮を示す3つのポイント
それでは、どのように伝えたら、相手は“心地良く”納期を守ってくれるのでしょうか?
外してはいけないのは、「相手のスケジュール調整に配慮を示す」ことです。
最終的に、スケジュールを工面するのは、依頼された人自身。
だからこそ、依頼する側は、それに対して精一杯の配慮を示すことが大切です。
■配慮を示す3つのポイント①気遣いの言葉 例:「お忙しいところ恐縮ですが…」②感謝 例:「いつもありがとうございます!」③譲歩 例:「ここまでは私がやっておくので、これだけお願いして良いですか?」
これら3つのポイントをおさえることで、相手が取り組みやすい状況を最大限つくってみましょう!
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まとめ
今回は、上手に仕事の依頼をしたい方に向けた解決策をご紹介しました。
最後に、改めておさらいしましょう。
● 「あなたに頼みたい理由」を伝える●「気遣いの言葉」「感謝」「譲歩」を伝えて、心地良く納期を守ってもらう
ぜひ使ってみてくださいね!
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