対上司・職場で活用できるビジネススキル

【新社会人に贈る】仕事を楽しめる人になるための3つのヒント

朝見まや

新生活には、不安がつきもの。

中でも、新社会人になる皆さんの不安は、これまでの学生生活と大きく環境が異なるため、「やっていけるかな」「大丈夫かな」という漠然とした不安がついてまわるかもしれません。

同時に「同じ働くなら、楽しい社会人生活にしたい!」と考える人も多いはず。

そこで、本記事では、仕事を楽しむ社会人がかならずおさえている、とっておきの3つのポイントをお伝えしていきます。

皆さんの毎日を楽しくするヒントになれば幸いです♪

   
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同僚・上司のことを知ろう

仕事をしていく上で大切なこととして、まずあげられるのが、自分の役割・責任をまっとうすること。

でも、実は、それと同じくらい「良い人間関係」を築くこと、簡単にいうと上司や同僚と仲良くなることが大切なんです。

仕事をしていく上で、周囲と協力していくことは避けられません。

仮に作業自体が1人でやるものだとしても、そのための打ち合わせや相談、進捗の報告など、周囲とコミュニケーションをとる機会は多々あります。

そんなとき、周囲との関係がギスギスしていたら?

聞きたいことも聞けないし、困っても気軽に相談できないし、何より雰囲気が気まずいし、日々仕事に行くのがつらくなっちゃいますよね。

だからこそ、仕事を楽しもうと思ったとき、一緒に仕事をする仲間として良い関係が築けていることは、とっても大切です。

そして、良い関係を築こうと思ったときにポイントになるのが、自分から相手を知ろうとすること

人となりをよく知らない相手には声をかけづらいですし、「どんな人なのかわからない…」という状態は不安を生む材料となります。

とはいえ、様々な年代やバックグラウンドをもつ人々が集まる職場では、受け身の状態でいるだけでは、なかなか距離は縮まりません。

よって、業務上のコミュニケーションや雑談を通じて「上司や先輩たちはどんな人なんだろう?」と自分から知ろうとすることは、自分が仕事をしやすくなるための一歩となります。

 
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「できること」をしっかりやろう

新社会人の皆さんにとって、日々の仕事は新しいことの連続。

当然、できることよりもできないこと、新しい挑戦の方が多いでしょう。

そのときに大切なのが、「できることを確実にやる」ということです。

この「できること」というのには、業務そのものだけでなく、「挨拶」「返事」「お礼」「謝罪」といった基本的な礼儀も含まれます。

え、そんなこと、当然やってるよ!と思われるかもしれませんが、余裕がないときほど、当たり前のことを当たり前に実行するのって、案外難しいんです。

たとえば…

・朝、出社してきた上司に、元気よく「おはようございます!」と言えていますか?
・何かを教わったとき、笑顔で「ありがとうございます」と言えていますか?
(余談ですが、感謝の気持ちは「すみません」より「ありがとう」と伝えた方が、言われる側も心地良いです♪)
・呼ばれたとき、はきはきと返事ができていますか?

ちょっとしたことですが、こうした素直な姿勢を見て、周りの人は「頑張っているな」「応援したいな」と思えるものです。

皆さんも、日頃不愛想な人よりも、こうした言動をとっている人の方が、何かと教えてあげたり、「大丈夫?」と声をかけてあげたりしたくなりますよね。

社会人生活のスタートは、「かわいがられ上手」になることが、仕事を楽しむ秘訣です!

 

<コラム> 「ありがとう」の言葉で仕事を楽しめるようになった後輩の話私の後輩には、「ありがとう」を伝える達人がいます。
彼は、入社したての1年目の頃、ことあるごとに身近な先輩たちに「感謝を伝えるカード」を渡していました。
・電話対応のやり方、教えていただいてありがとうございます!
・営業のコツ、教えていただいてありがとございます!
名刺大のカードに書かれた、たった数文のメッセージですが、デスクの上にそっと置かれた感謝や気遣い溢れるカードにいつもほっこりとしていたものです。実は、当時の私は先輩1年目。
教え方もつたなかったと思いますが、熱心に吸収しようとし、さらに感謝を伝えてくれる彼の言葉に私自身励まされると同時に、何かと彼に声をかけるようになったので、教えたり、応援したり、相談にのったりすることも増えました。
私だけでなく、周囲の先輩にこうして日頃の感謝を伝え続けた彼は、当然「かわいがられ上手」「教えられ上手」になってたくさんの成長のチャンスをゲットし、すくすくと成長。今では、部署を支える存在となりました。いきいきと仕事をする彼は、傍目に見ても楽しそうです。社会人になりたての頃は、部署に「成果」「業績」で多大に貢献することは難易度が高いものの、そんなときだからこそ「自分にできること」を大切にすることが、結果的に成長につながるということがよくわかりますね!

 
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「できなかったこと」よりも、「できたこと」に目を向けよう

ここまで、新人のときほど「できること」を確実にやることが大切だとお伝えしてきました。

そうはいっても、はじめの内はやはり「できないこと」が多いのも事実。

「全然できないよ…」と落ち込みそうになるかもしれませんが、そこで大事なのが、「できないことだらけの中でも“できたこと”に目を向けてあげること」です。

仕事をしていると、できないこと・失敗したことなどでネガティブになってしまう瞬間は避けられません。

それは、新人の頃に限った話ではありません。

でも、「あれもできなかった、これもできなかった…」と指折り数えたって、気持ちは落ち込むし、明日の仕事は不安になるし、良いことないですよね。

だからこそ、「以前の自分、昨日の自分に比べて、できるようになったことはなんだろう?」と、たとえ小さくとも自分の変化に意識的に目を向けることはとても大切です。

特に、新社会人にとっては、仕事の全てが自分にとって新しいもの。

1つでも2つでも、それがたとえ小さなことでも、できることが増えたら合格点です。

それを日々積み重ねていけば、1年、2年と時間が経ったときに、確実に今よりも成長しているはず。

日々の「できたこと」を次の日の自信に繋げていくことが、仕事を楽しむ秘訣となります♪

   

まとめ:日々の心がけと工夫で、仕事は何倍も楽しくなる

いかがでしょうか。

今回は、新社会人の皆さんに向けて、仕事を楽しめる人になるためのヒントを3つおつたえしてきました。

① 同僚・上司のことを知ろう
② 「できること」をしっかりやろう
③ 「できなかったこと」よりも、「できたこと」に目を向けよう

1日の1/3の時間を占める仕事を楽しめるようにすることは、皆さんの人生そのものを豊かにすることに他なりません。

新社会人の皆さんの新生活が素敵なものになるよう、応援しています!

 
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1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

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