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仕事に対する姿勢の身に付け方とは? リーダーに求められる考え方を理解しよう

朝見まや

はじめて「リーダー」という役割を与えられたとき、きっと誰もが多かれ少なかれ不安な気持ちになるでしょう。

 

「自分は人を引っ張るタイプじゃないし…」
「そもそもリーダーって何をしたら良いんだ?」
「自分なりにやっているけど、これで良いのかな…」

 

この記事では、そういった新米リーダーの方に向けて、リーダーとなる人がもつべき「仕事に対する姿勢」をお伝えします。

これを読めば、明日は今日よりも少し自信をもって仕事に臨めるはず。

新米リーダーの皆さんの一助になれば、幸いです。

 

リーダーの仕事に対する姿勢で大切なのは「周囲の模範になる」こと

「リーダー」という立場になったとき、多くの方が感じるのは「結局“リーダー”って何なのだろう」ということではないでしょうか?

チームを引っ張る人、プロジェクトの進行を管理する人、部下や後輩を育てる人など、組織によってさまざまな役割が与えられているかと思いますが、その全てに共通するのは「その組織(部署・チーム)において理想とする立ち振る舞いや言動、成果を体現している」人であるということです。

もう少し具体的にいうと、上司が部下に対して、「あの人の真似をすれば良いよ」と名指しできる人、といったところでしょうか。

皆さん自身の若手だった頃を考えても、管理職の立場にある人が仕事の仕方を一から十まで手取り足取り教えてくれたというわけではなく、中堅層の先輩から直接習ったり、お手本にしたりしてきたのではないでしょうか。

リーダーの役割を与えられる人は、職場でもその言動に注目が集まり、良くも悪くも周囲に影響力をもつようになります。

だからこそ、社員の模範になるような振る舞いをすること、それこそが理想のリーダー像の1つといえるでしょう。

 

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リーダーに求められる「仕事に対する3つの姿勢」

 

それでは、これからリーダーとして働く皆さんは、周囲の同僚の模範となるために、一体どのようなことを心がけたら良いのでしょう。

実は、優秀なリーダーといわれる人々は、必ず以下の3つの姿勢をもって仕事に臨んでいます。

①組織の目標を理解している
②中長期的な目標をもつ
③組織視点の言動をする

1つずつ、確認していきましょう。

 

組織の目標を理解している

リーダーの立場にある社員は、目の前の業務をただ作業的に行うのではなく、組織の中長期的な目標とあわせて考えることができます。

言い換えると、「この業務は、組織や事業にとってどのような意味があるのか」という視点を常にもっているということです。

「言われたからやる」という姿勢で取り組む人と、「この業務を遂行することで、組織を支える側にまわる」という姿勢で取り組む人、どちらが「ついていきたい」と思われるかは一目瞭然ですよね。

その意味で、リーダーは「周囲についてこさせるのがうまい」のではなく、「周囲がついていきたくなる振る舞いをしている」ともいえます。

指示されるままに流されながら日々の仕事をただやるのではなく、組織の目標を理解して、その達成にむけて自ら行動できる人、それこそがリーダーに求められる振る舞いの1つです。

 

中長期的な目標をもつ

リーダーとなる社員は、自分自身の目標についても、中長期的な視点で考えています。

中長期的な目標には、業務上の目標、そして個人の存在としての目標の2つがあげられます。

業務上の目標とは「中長期的にどのような仕事や業務をしたいのか」、つまり将来の具体的なキャリアプランを指します。

一方、個人の存在としての目標は「中長期的に自分はどのような人間になりたいのか」、つまり、仕事や業務という枠を超えて、自分はどのような人間になりたいのかを考えるということです。

こういった目標を日々考え続けることで、足元の失敗に毎度一喜一憂するのではなく、自分が今すべきことは何かということを客観的に考えて行動し続けることができます。

逆に、このような目標が曖昧だと、目の前の誘惑や出来事に振り回されてしまい、結果的に言うことがコロコロ変わったり、感情のアップダウンが激しくなってしまったりします。

そうなると、なかなか周囲はついていきたいと思えませんよね。

目標に向かって迷わず行動し続けられること、これもリーダーに求められる姿勢の1つです。

 

 

組織視点の言動をする

組織視点とは「組織全体を俯瞰して見る視点」のことです。

会社の視点に立った時に自分はどのような行動するのが良いのか、または部署の視点に立ったら、チームの視点に立ったら、など、自分が所属する組織全体を見る視点に立って物事を考えることを指します。

組織視点の反対が個人視点であり、これは「自分だったら」という考え方を指します。

若手の頃は「自分のやりがい」「自分の目標」「自分の業績」など、「自分」を中心に考えることが多かったでしょう。

もちろん、そのように自分の目の前のことに集中する時期も必要ですが、やはりリーダーとなると、それだけでは不十分。

周囲と協力して、巻き込んで進める仕事が増えるからこそ、「自分だったら」の視点だけではうまくいかなくなってしまいます。

周囲の見本となる存在だからこそ、「自分が」ではなく、誰よりも組織のことを考えられる存在でありたいものですね。

 

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まとめ: 仕事に対する姿勢を変えれば成果が表れる

 

いかがでしょうか。

本記事では、新米リーダーの皆さんに向けて、リーダーがもつべき仕事に対する3つの姿勢をご紹介しました。

①組織の目標を理解している
②中長期的な目標をもつ
③組織視点の言動をする

どれもこれも、言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、そういった一見当たり前のこと程、当たり前にやるのは難しいことでもあります。

だからこそ、上記3つを常に追い求めることができる人は、リーダーとしてこれからも一歩先、二歩先へと進むことができるでしょう。

一朝一夕で身につくものではありませんが、どれも性格やセンスとは関係なく、自分自身の意識や行動によって備わるものです。

リーダーとしての皆さんの活躍を、応援しています!

 

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1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

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