「人から好かれる方法が知りたい」
「職場で嫌われてしまうNG行為は?」
このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。
人から好かれる方法として、聞き上手・声かけを意識するなどがあります。承認欲求を満たす存在と思われると好かれるため、意識して取り組んでみてください。
本記事では、人から好かれる7つの方法や、嫌われるNG行為を紹介します。職場の人気者の特徴も紹介するので、人間関係を良好にしたい方は、ぜひお読みください。
また、周囲の好感度を高めるには、コミュニケーションスキルの改善がおすすめです。「コミュトレ」では、自分のコミュニケーションスキルの強み・課題が把握できる、オンライン無料セミナーを開催しています。
コミュニケーションに大切な要素や、よくあるシチュエーションでの対応方法も解説しているため、ぜひ下記からお申し込みください。
目次
人から好かれる7つの方法
本章では、人から好かれる7つの方法を紹介します。ぜひ、以下の7つを常日頃から意識してみてください。
- 話し上手よりも聞き上手になる
- 感謝の気持ちを言葉できちんと伝える
- 挨拶・声かけを忘れない
- 笑顔を心がける
- 身だしなみに気を配る
- 人によって態度を変えない
- 自分に対して自信を持つ
重要性や好かれる理由も交えて、それぞれ紹介します。
話し上手よりも聞き上手になる
人から好かれる方法は、話し上手よりも聞き上手になることです。
基本的に、人は自分のことを知ってもらいたいがために話します。話を聞いてもらえると承認欲求が満たされ、聞いてくれた人のことを好きになるでしょう。
人から好かれるために、おもしろい話をする必要はありません。話し上手よりも聞き上手を目指してください。
聞き上手に大切なポイントは、以下の2つです。
- 途中で遮ったり否定したりしない
- 興味・関心を姿勢で示す
会話の際に意識すると、「真剣に話を聞いてくれてうれしい」と相手は思うでしょう。
感謝の気持ちを言葉できちんと伝える
感謝の気持ちを言葉できちんと伝えることも、人から好かれる方法です。感謝やお礼を言われるとうれしくなり、承認欲求も満たされます。
小さなことでも感謝の気持ちを伝えていると、いつの間にか周囲から好かれているでしょう。
また、感謝を伝える際には、伝え方や姿勢に気をつけると効果が増します。たとえば、メールで伝えたり目を見ずに述べたりするのではなく、直接会いに行って目を見て伝えます。
相手が「こんなに喜んでくれるなんて」と思うくらいに、オーバーに伝えるのがおすすめです。
挨拶・声かけを忘れない
人から好かれる方法として、挨拶・声かけを忘れないことも挙げられます。
声かけの内容としては、相手を気遣う言葉がよいでしょう。具体的には、以下の言葉です。
- 「疲れてるみたいだけど大丈夫?」
- 「頑張ってますね」
挨拶や声かけに最初は思うような反応がなくとも、毎日続けていると「気遣ってくれているんだな」と感じるようになります。そのうち、笑顔が返ってくるでしょう。
挨拶や声かけのタイミングは、仕事がひと段落ついている時がおすすめです。朝一番や午後一番、休憩の前後に実践してみてください。
笑顔を心がける
笑顔を心がけることも、人から好かれる方法になります。笑顔を向けられた相手には、感謝や喜びだけでなく、好意も伝わります。
人は、自分を好きな相手を好きになる生き物です。そのため、笑顔を向けられると、自然と好きになってしまいます。
また、笑顔は相手の行動や存在を歓迎する・認める際に有効です。相手の不安を解消するように笑顔を見せると、より一層好印象を与えられるでしょう。
笑顔を見せない人は、周囲に「自分のことが嫌いなんだろうか」と思われます。周囲から好かれる人にはなれません。コミュニケーションの際は、笑顔を絶やさないように意識してください。
身だしなみに気を配る
人から好かれる方法として、身だしなみに気を配ることも挙げられます。
相手から好意を持ってもらうには、こちらからも好意を示すことが大切です。しかし、身だしなみに気を配っていないと、好意を示すことが難しくなります。
たとえば、デートの際に気合の入っていない適当な恰好で行くと、相手は「自分のことがあまり好きじゃないんだろうか」と思います。
同様に、ビジネスの場でも身だしなみに気を配っていないと、「周囲をどうでもいいと思ってるんだろうか」と思われるでしょう。
好かれるには、身だしなみに気を配り、周囲に関心があることを示してください。
人によって態度を変えない
人によって態度を変えないことも、人から好かれる方法です。誰にでも同じ態度で接する人は、「人として信頼できる」と思われます。
人間関係をうまく築けるため、周囲から好感を持たれるでしょう。
反対に、人によって態度を変える人は、周囲から信頼できないと思われます。トラブルメーカーとみなされて周囲から敬遠されるため、好かれることもありません。
態度を変える傾向は、上昇志向や自己保身が強い方に見られる特徴です。パワハラなどの問題に発展する可能性もあるため、自覚がある方は常日頃から意識してみましょう。
自分に対して自信を持つ
人から好かれる方法として、自分に対して自信を持つことも挙げられます。自信があると、「相手は自分のことが好きだ」と思えるためです。
人は好かれていそうな相手には、「笑顔を見せる」「声をかける」などをしたくなります。そのため、自信がある人は、本章で挙げた好かれる方法を自然と実践できます。
反対に、自信がなければ相手から好かれているとは思えません。好かれる振る舞いができないため、誰もが離れて行ってしまうでしょう。
勘違いでも「自分は好かれている」と思えるくらい、自信を持つのがおすすめです。
【NG行為】人から嫌われる6つの行動・言動
人から好かれるには、相手の承認欲求を満たす行動が大切です。反対に、相手の承認欲求を無視する行動は、嫌われる原因になります。
本章では、人から嫌われる具体的な6つの行動・言動を紹介します。
- 自分には甘いのに他の人に厳しい
- 人の悪口や文句をいう
- 言葉選びが下手で人を傷つける
- 自分の考え方や価値観を押し付ける
- 共感力が乏しく反応が薄い
- 説明が下手で話が長い
日常生活から心がけてみてください。
自分には甘いのに他の人に厳しい
人から嫌われる行動・言動として、自分には甘いのに他の人には厳しいことが挙げられます。
そのような言動を繰り返していると、「自分勝手でうるさい」「見栄っ張りなだけで努力しない」などのレッテルを貼られるためです。
社会人としての自覚や、プロ意識が足りないと判断される可能性もあります。そうなると、重要な仕事は任せてもらえません。
他人に厳しくした分、自分にも厳しく接してみるのがよいでしょう。
人の悪口や文句をいう
人の悪口や文句をいうことも、人から嫌われる行動・言動です。
周囲から「いつも悪口をいっていて気分が悪い」「自分も陰でいわれているかもしれない」と思われるためです。
また、会話を盛り上げるためや褒めるために、誰かを下げる発言をする人もいます。これらも悪口や文句と同様に、周囲から嫌われる言動です。
本人がいないところで悪い点に触れるのはよくない、と覚えておきましょう。
言葉選びが下手で人を傷つける
人から嫌われる言動として、言葉選びが下手なことも挙げられます。言葉選びが下手だと、「この人とはもう話したくない」と思われるほど、相手を傷つけてしまいます。
原因は、主に以下の3つです。
- 触れて欲しくないと思っていることに気づけない
- すぐに正論をいう
- 感情やプライドで余計な一言をいう
言葉選びが下手な自覚がある方は、相手の言葉にすぐ返すのではなく、一呼吸待つことを心がけましょう。少し考えてから話すだけで、傷つけてしまう回数を減らせます。
自分の考え方や価値観を押し付ける
自分の考え方や価値観を押しつけることも、人から嫌われる行動・言動です。
考え方や価値観を押しつけて批判する人は、「生理的に無理」「この人のために頑張っても無駄だ」と思われるためです。
相手のモチベーションを下げ、転職を決意させてしまう可能性もあります。十分に注意してください。
反対に、考え方や価値観を尊重し興味を持って聞くと、相手は好きになってくれるでしょう。ぜひ、そちらを目指してみてください。
共感力が乏しく反応が薄い
人から嫌われる行動・言動として、共感力が乏しく反応が薄い点も挙げられます。
共感やリアクションは、相手の承認欲求を満たすために大切です。共感力が乏しく反応が薄いと、相手は話していてつまらなく感じ、話しかけてこなくなります。
また、反応が薄いと「嫌われてるのかな?」と感じます。距離を置かれる原因にもなるため、共感力やリアクションに長けた聞き上手を目指しましょう。
説明が下手で話が長い
説明が下手で話が長いことも、人から嫌われる言動・行動にあてはまります。仕事中は誰もが忙しく、説明はスムーズに終わらせたいと考えているためです。
説明下手で話が長い人には、どうしてもイライラしてしまいます。
説明下手を直すには、自分がなぜ説明下手なのかを知ることが大切です。
「コミュトレ」のオンライン無料セミナーでは、自身のコミュニケーションの強みと課題が把握できます。どのスキルの不足のせいで、説明下手になってしまっているのかがわかるでしょう。
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職場で人から好かれる人気者の特徴とは?
「悪口をいう」「価値観を押しつける」などは、人から嫌われる特徴です。うっかり行ってしまわないように気をつけましょう。
本章では、職場で人から好かれる人気者の特徴を紹介します。
- 自分の成功ではなくチームの成功を考えている
- 自分のミスをきちんと認める
人間関係を良好にしたい方は、ぜひ実践してみてください。
自分の成功ではなくチームの成功を考えている
職場で人から好かれる人気者の特徴として、自分の成功ではなくチームの成功を考えている点が挙げられます。
そのような方は、メンバーの体調不良や仕事の負荷にいち早く気づきます。周囲をよく観察しているためです。その結果、気遣いやサポートをよいタイミングで入れられるので、周囲から好感を得られます。
また、「人当たりがよい」「自己犠牲の精神が高い」などの特徴もあります。これらも、職場で人気が出るポイントです。
チームの成功を考える人になるには、チームメンバーの観察からはじめてみてください。
自分のミスをきちんと認める
自分のミスをきちんと認めることも、職場で人から好かれる人気者の特徴です。失敗を真摯に受け止め、責任を取ろうとする姿勢は、周囲の人から尊敬と信頼を集めます。
しかし、自分のミスをしぶしぶ認めただけでは、好かれる人にはなれません。
「失敗を挽回しようと懸命に仕事に取り組む」「メンバーに謝罪する」なども行ってはじめて、自分のミスをきちんと認めたことになります。
それらにきちんと取り組むと、「この人と一緒に仕事がしたい」「この人のために頑張ろう」と思われるでしょう。
すべての人から好かれる方法は存在しない
ここまで、人から好かれる人気者の特徴を紹介してきました。しかし、その方々も、職場のすべての人から好かれているわけではありません。
人間関係には、「2:6:2」の法則があてはまります。2割の人にはどのようなことをしても好かれ、2割の人にはどのようなことをしても嫌われ、6割の人は可もなく不可もなく思う法則です。
つまり、好かれる方法を用いても、職場の2割の人からは嫌われてしまいます。
現在、職場で特定の誰かから嫌われていると悩み、改善に取り組んでいる方は多いでしょう。しかし、なにをしても好かれない可能性や、別の2割の人から嫌われてしまう可能性があります。
すべての人から好かれる方法は存在しません。今一度、自分が本当に変わるべきか、考えてみてください。
職場で人から好かれる方法にはコミュニケーション能力が大切
本記事では、職場で人から好かれる方法やNG行為、人気者の特徴を紹介してきました。
職場のメンバー全員から好かれる人はいません。しかし、好かれる方法を用いると、多くのメンバーの好感度は向上させられます。
聞き上手や声かけ、笑顔など、できることから取り組んでみてください。また、聞き上手や声かけには、コミュニケーション能力が大切です。
「コミュトレ」では、自分のコミュニケーション能力の強み・課題が把握できる、オンライン無料セミナーを開催しています。
聞き上手や声かけ上手になるために、自分にどのスキルが足りないのかがわかるでしょう。
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