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【注意】コミュニケーションが上達しない人に共通する3つのNG習慣 

コミュトレ編集部

「コミュニケーション」がきっかけで、仕事上の悩みを抱えてしまう人は少なくありません。 

 

例えば、 

✓自分の言いたいことが相手に正しく伝わらず、二度手間が発生する ✓上司につっこまれたとき、瞬時にうまく切り返せずもやもやしてしまう ✓ミスが減らない部下にどう指摘したらよいか分からず、結局自分で仕事を巻き取ってしまう 

こんなご経験、ないでしょうか。 

 

一方で仕事上の問題解決は、ほとんどの場合コミュニケーションが鍵となります。 

 

例えば、 

✓新たなアイディアは、人との会話を通じて生まれることが多い ✓解決策を実行するためには、人に納得して動いてもらう必要がある 

このように、スムーズなコミュニケーションが、物事を円滑に進めるうえで欠かせません。 

 

とはいえ、仕事では相手を選べないことがほとんど。 

だからこそ私たち社会人の必須科目は、誰とでも心地よく仕事するためのコミュニケーション能力といえます。 

 

ここで注意したいのが、その努力方法。 

「コミュニケーションが上手くとれるようになりたい…!」 

と思っていても、やみくもにやっていては上達が難しいのが実情です。 

 

コミュニケーションに限りませんが、上達するには正しく努力することが重要 

 

そこで今回は、コミュトレが出会った社会人1万人の成長データをもとに、コミュニケーションが上達しない人に共通するNG習慣を3つにまとめて特別公開いたします。 

 

ぜひ、上達につながる正しい努力の仕方を押さえていきましょう。 

 

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 上達しない人のNG習慣①:漠然と「うまくなりたい」と考えている 

なかなか上達しない人にありがちなNG習慣の1つ目は、漠然と「うまくなりたい」と考えていること。 

 

コミュニケーションの文脈で考えてみましょう。 

 

仕事で取引先や上司に言いたいことが伝わらない… 

 

そんなとき、私たちは頭の中で「何がまずかったんだろう?」と原因を考えますよね。 

 

コミュニケーションがなかなか上達しない人は、 

「こちらの伝え方がまずかったのかな」 「相手の意図を上手くくみ取れていなかったからなのかな」 

と、比較的ざっくりした反省になりがちです。 

 

一方で、コミュニケーションがどんどん上達していく人は、もっと細かく分解する習慣をもっています。 

「結論から端的に伝えていなかったから、分かりにくかったかも」 「最初に“ポイントは3つあります”と要点を提示すべきだった」 「まず相手の話に共感を示しながら、それに付け加える形で提案をすべきだった」 

 

どうでしょうか。 

後者の方が「次から何をすればいいのか」が具体的だと思いませんか。 

 

このように、コミュニケーションが上達する人は、コミュニケーションがうまくいかなかったときに原因や対策を細かく具体的に考える習慣をもっています。 

 

だからこそ、センスやその時の気分、感覚やノリといった不確定なものに頼らず、安定したコミュニケーションをとることができるのです。 

 

よく、コミュニケーション上手な人は「もともと明るい性格だったから」「社交的だから」と思われがちです。 

 

しかし実際は、経験を重ねながら少しずつ積み上げているだけなんですね。 

 上達しない人のNG習慣②:ハードルの高いことをいきなりやろうとする 

上達しない人のNG習慣の2つ目は、「ハードルの高いことをいきなりやろうとする」こと。 

 

コミュニケーションのインストラクターをしていると、たまにお客様から 

「職場の中で、話し方のコツを意識しながら話すのって難しいですね」 

と言われることがあります。 

 

コミュニケーションはスポーツと同じと考えると、「コツを意識しながら実戦の場で実践するのは難しい」のは、ごく当たり前といえます。 

 

野球選手が公式試合に出るときに、いちいち「バットをこう握って…」「重心をこのタイミングで切り替えて…」なんて意識しませんよね。 

(そんなことを考えていたら、あっという間にボールに抜かれていきますよね…汗) 

 

バッターボックスに立ったら難しいことは一切考えず、力を抜いて目の前のボールにひたすら集中するしかありません。 

 

しかし、本番試合で実力を発揮するためには、試合外の練習がモノを言いますよね。 

※あのイチロー選手も、小学校を卒業する4年間はほとんど休むことなく、バッティングセンターに通い詰めて練習を繰り返し行っていたそうです。 

 

コミュニケーションも、上達の仕組みはスポーツとほぼ同じです。 

 

職場や取引先とのコミュニケーションが、失敗の許されない「本番試合」だとすれば、 なんの練習もせずにいきなり「本番試合」に出ても、成功できる確率はかなり低いですよね。 

 

そうではなく、仕事で人に会う前に、基本的なスキルを1人で練習して定着させておくことがカギです。 

 

事前にある程度定着させておくことで、無駄な緊張や力みがとれて、いざプレッシャ-がかかった場面でも、より自然に実践できるようになります。 

 

パルッサ

実際、私たちインストラクターの中にも「笑顔を作るのが苦手」という社員がいました。その人は、お風呂に入りながら笑顔を作る練習を毎日続けたところ、今ではどんなに緊張する場面でも自然な笑顔を保てるようになったそうです!

 

 

しかも、よくよく考えれば人と会う時間よりも、1人でいる時間の方が圧倒的に長いですよね。 

 

1人時間をうまく使えれば、「練習相手を見つける」「練習する日時を他人と調整する」というハードルも必要ありません。 

いつも、思い立ったが吉日でその場で練習できてしまいます。 

 

コミュニケーションを上達させるためには、ハードルを極力低くしましょう。 

具体的には、人に会う前にまずは1人の時間を有効活用して、ある程度マスターしておきましょう。 

 上達しない人のNG習慣③:反復練習していない 

上達しない人のNG習慣3つ目は、「反復練習していない」ということ。 

 

スポーツをやっている方であれば、「上達するためには、練習するのが当たり前」と考える方も多いでしょう。 

 

しかしコミュニケーションについては、「生まれ持ったセンス才能、性格」でほとんど決まる、という考え方がまだまだ主流です。 

 

一方で、コミュニケーションが上達していく方は、スポーツ選手と同じように「反復練習して上達する」という考え方をもっています。 

 

たとえば、「理由を複数挙げながら意見を述べる」ことが課題なのであれば、 

💡今日の会議では、最低限「メリット」「実現性」という2つの理由を挙げてみよう 💡今晩の夕飯メニューを決めるときに、3つの理由を考えてみよう 💡本を読みながら、著者が挙げている理由の数を数えてみよう 

といったように、繰り返し練習しようとします。 

 

どんな分野のスキルも、繰り返すごとに身体になじんでいくもの。それはコミュニケーションの取り方も例外ではありません。 

 

しかし、コミュニケーションに関する反復練習は、頭の中だけで完結することも多いもの。そのため、周りから見ると「何もしていない」ように見えることもしばしばあります。 

 

だからこそ、生まれながらセンス才能に恵まれているように感じてしまうのです。 

 

とはいえ、仕事や家庭で何かと忙しいと、反復練習するための時間をとっていられませんよね。 

 

上手に反復練習するコツは、練習を日常生活の中に溶け込ませること 

 

 

 誰でもコミュニケーション上手に近づく!1人練習のすすめ 

「仕事でコミュニケーションをもっとスムーズにできるようになりたい」 

「でも、どんな練習をすればいいのだろうか…」 

成長意欲が高い方ほど、気になりますよね。 

 

せっかく努力するなら、確実に効果が出る練習メニューをこなしたいもの。 

 

コミュトレでは、累計9万人以上の受講生の成長を支援してきた経験をもとに、1人で練習できるコミュニケーショントレーニングプログラムをご用意しました。 

 

お悩みさん

でも、コミュニケーションを練習するには、積極的に人と話さないといけないのでは…?

 

そんな心配はいりません。 

 

むしろ、1人で完結できるものをしっかり練習することで、人との会話をもっと自然に楽しめるようになるはず♪ 

 

ぜひ、コミュニケーションの1人練習をあなたの生活に取り入れてみてくださいね!

 


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1967年 東京都出身。 東京工科大学機械制御工学科在学中に、輸入商社のスタートアップに参加。 1996年 株式会社コミュニティネット入社。営業所長として、PCソフト及びBTOパソコンの販売、ISP、IP電話代理店など、新規事業を立ち上げる。 1999年 「日本を元気にする会社を創りたい」と株式会社アイソルートを設立(eラーニング製品の開発)。専務取締役として営業、開発、財務の各責任者を歴任。 2004年 同社代表取締役に就任。以降19年間連続黒字と最高売上高更新中。 2007年 新宿区優良企業表彰「経営革新賞」受賞。 2012年 日経トップリーダー「本当に強い中小企業ランキング」全国総合14位、IT業界2位に選出。 2024年 ダイヤモンド社から書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』を発売し、紀伊國屋書店ビジネス書第1位、Amazonセールス営業本第1位を獲得。

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