愛知県教育委員会が行っている、キャリア教育の促進を目的とした「キャリア教育コーディネーター活用事業」の支援活動として、2021年4月に、株式会社アイソルートの教育サービス「コミュトレ」のインストラクターが愛知県立 三好高等学校に赴き、2年生の生徒たちを対象とした「コミュニケーション研修」を行いました。
講義の後には、三好高等学校の生徒を対象としたコロナ禍におけるコミュニケーションに関するアンケートを実施しました。
以下は、調査期間2021年4月23日に、愛知県立三好高等学校1年生の男女236名(有効回答数)から回答を得たものです。
【調査結果】
1.コロナ禍で、友達や先生との人間関係の構築や意思疎通で、不自由を感じていますか?
アンケートの結果、「まったく不自由はない」「不自由はない」と回答した生徒は全体の48%となった。「不自由を感じている」「とても不自由を感じている」と回答した生徒は全体の26%に留まり、大きく差がついた。
不自由を感じていない生徒からは「SNSや電話で友達とコミュニケーションがとれるから」という回答多く見られた。幼少期からすでにSNSが復旧しているデジタルネイティブ世代では、コロナ禍で直接会う機会が減っても、SNSや電話のコミュニケーションで十分に意思疎通と人間関係の構築ができるようだ。
一方で、不自由を感じている生徒からは「マスクをしているため、声がこもって聞こえづらい。表情が分からない」という回答が圧倒的に多かった。コロナ禍で不自由を感じているのは、対面のコミュニケーションだ。また、「気軽に遊びに行けない」という声も多く出ていた。
2.友達とのコミュニケーションで何を使っていますか。当てはまるものを全て選んでください。
LINEは全体の97%が使用。続いて、Instagramが全体の66%であり、電話の49%を超える割合となった。
SNSのデメリットについては、「文面だけでは、気持ちが伝わりにくい」「トラブルが起きやすい」という回答が圧倒的に多い結果となった。SNSを使用した人間関係の構築や意思疎通に不自由は感じないが、やはり対面でのコミュニケーションを求める声が多く見られた。
【調査実施:コミュトレについて】 株式会社アイソルートが運営するコミュニケーションスクール「コミュトレ」では、日本のビジネスパーソンのコミュニケーション能力を向上させるべく、目的ごとに17種類のコースを設け、実践トレーニングを行ってきました。受講生は実際にキャリアアップや職場の人間関係向上など、一定の成果を上げています。 会場トレーニング:東京、大阪、名古屋/オンライントレーニング:全国
【本件に関する問い合わせ先 】株式会社アイソルート コミュトレ推進部 広報担当 髙原淳志 お電話: 03-6276-6200 メール: communication01@isoroot.jp