「話し上手な人の具体的な特徴が知りたい」
「話し上手な人になるためのポイントやコツは?」
このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。
話し上手な人は話の引き出しが多く、自然に相手に合わせた話し方ができます。本章では、話し上手な人の特徴や話し上手になるためのポイントを紹介します。
明日から話し上手になるためのテクニックも紹介するので、コミュニケーション能力に不安を感じる方や、もう一歩上達したい方はぜひ参考にしてください。
また、コミュニケーション力を伸ばすためには、自分に適した意識・練習と、実践を繰り返すことが必要です。
現在苦手な方は、それらを行わない限り、10年後も20年後も苦手なままの可能性もあります。まずは、自分のコミュニケーション力の現状と、練習法を知っておきましょう。
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目次
話が上手な人の7つの特徴
本章では、話が上手な人の7つの特徴を紹介します。
- 話の引き出しが多い
- PREP法を意識している
- ポジティブ思考である
- 非言語コミュニケーションを大切にしている
- 相手のペースを考えている
- 質問力が高い
- 無意識でコミュニケーションを実施している
それぞれの特徴のメリットを解説するので、自分が該当していないと感じた方は、ぜひ取り入れてみてください。
話の引き出しが多い
喋りがうまい人には、話の引き出しが多い特徴があります。話の引き出しが多いとは、話題が豊富で、相手や状況によらず話を展開できることです。
そのため、老若男女問わず信頼関係を築けたり、親しい間柄になれたりします。
話の引き出しを増やすには、自分の好きなこと以外にも興味を持つとよいでしょう。知らない話題を振られた場合でも興味を持って聞けると、会話には困りません。
PREP法を意識している
PREP法を意識していることも、話し上手な人の特徴です。PREP法とは、「結論」「根拠」「具体例」「根拠」の順で話す会話法です。
最初に結論を述べて、それから根拠を示すため、相手に意見や感情をわかりやすく伝えられます。
端的な会話で納得感を与えられるため、ビジネス面での会話に役立つでしょう。反対に、話が長い上に言いたいことを伝えられない方は、話下手に見られてしまいます。
ポジティブ思考である
話し上手な人の特徴として、ポジティブ思考である点も挙げられます。ポジティブ思考であれば、積極的に多くの人と話をしたり、話を膨らませたりできるためです。
反対に、話している最中に「つまらないと思われたらどうしよう」「本当に楽しいのか?」と考えていると、会話が怖くなってしまいます。
テクニックを身につけると、技術に裏付けされた自信も出るので、トレーニングを行いましょう。
非言語コミュニケーションを大切にしている
非言語コミュニケーションを大切にしていることも、話し上手な人の特徴です。コミュニケーション中に人に与える印象は、言語情報よりも視覚情報が大きな割合を占めます。
割合は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%です。これを、メラビアンの法則といいます。
言葉を尽くして説明するより、態度や表情・声のトーンに気をつける方が、意見や気持ちが正しく伝わると覚えておきましょう。
相手のペースを考えている
喋りがうまい人は、相手のペースをしっかり考えて話をします。一方的に話すだけの人を、話し上手とは呼びません。相手のペースを考えて話すと自然に会話が広がり、相手も話していて楽しいと感じてくれます。
会話はキャッチボールであることを、常に意識するとよいでしょう。
事前に話のネタを考えてきた際に、相手のペースを考えず話してしまいがちです。話したいことがある時は、一層気をつけてください。
質問力が高い
質問力が高いことも、話し上手な人の特徴です。適切な質問は会話を広げることや、考えの整理に役立ちます。
さらに、興味を持っていることも伝えられるため会話が楽しく感じられ、良好なコミュニケーションがとれます。
ビジネス面でも、会議の場での発言や部下への指導にも役立つでしょう。質問力を高めると、自分から話題を提供せずとも、会話が続けられます。話すのが苦手な方は、質問力を高めてみてください。
無意識でコミュニケーションを実施している
話し上手な人の特徴として、無意識でコミュニケーションを実施している点も挙げられます。「話し上手と思われたい」「これを話したい」と考えていると、話の流れがおかしくなってしまいます。むしろ、話下手な印象を与えてしまうでしょう。
日常会話ではそれほど意識しない方が、話の流れがスムーズになり会話も広がります。
しかし、ビジネスでは話すべきことや聞くべきこともあるため、注意してください。
話し上手な人になる3つの方法
本章では話し上手な人になるための、以下の3つの方法を紹介します。
- 自分のコミュニケーション能力を客観的に見る
- 積極的にコミュニティに参加する
- 事前に話すネタを考えておく
ポイントや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
自分のコミュニケーション能力を客観的に見る
話し上手な人になるには、自分のコミュニケーション能力を客観的に見る必要があります。
コミュニケーション能力は、傾聴力や質問力、伝える力・論理的思考力など複数のスキルが合わさった複合的な能力です。
そのため、自身の強みや課題をしっかり把握しておかなければ、正しいトレーニングが行えません。
コミュニケーション能力を客観的に見るには、プロの手を借りるのがおすすめです。
「コミュトレ」では、無料でコミュニケーションの強み・弱みを把握できる、診断を行っています。コミュニケーションが苦手な方や会議での発言力を高めたい方は、ぜひ無料診断に申し込んでみてください。
積極的にコミュニティに参加する
積極的なコミュニティへの参加も、話し上手になる方法です。懸命に伝えようと非言語コミュニケーションを自然と行えたり、相手をよく観察したりするためです。
話し上手な人は、会話を楽しみながらも相手を観察し、相手に合わせた話し方ができます。
しかし、それができるまでには、多くの経験が必要です。積極的にコミュニティに参加すると、自然と必要な経験が積めるでしょう。
特に、見ず知らずの人との会話は、話し上手になるための要素が培われます。失敗を恐れずに、気軽に参加してみてください。
事前に話すネタを考えておく
話し上手になるには、事前に話すネタを考えておくことも有効です。話し上手になるには経験が必要なため、どんどん話しかけることが求められます。
しかし、「話すことがない」「沈黙が怖い」と感じて、話しかけられない方も多いでしょう。
積極的に話しかけるために、話のネタを事前に考えておきましょう。話のネタには、相手との共通の話題がおすすめです。時事ネタや流行っているものを話題にしてみてください。
明日から話し上手な人になれる3つのコツ・テクニック
本章では、明日から話し上手な人になれる、3つのコツ・テクニックを紹介します。
- 話すスピードと声の大きさを意識する
- 表情や身振り手振りにも気を付ける
- 専門用語はできるだけ使用しない
少し意識するだけでも、与える印象は大きく変わります。ぜひ参考にしてください。
話すスピードと声の大きさを意識する
話すスピード・声の大きさは、人によって異なります。自分のことしか考えていないスピード・大きさで話すと、相手にストレスを与えてしまうでしょう。
そのため、スピードや大きさを意識するだけでも、話し上手に一歩近づけます。相手に合わせるのがおすすめです。
まずは、相手に話させて、聞き役に徹しながら観察してみてください。会話を心地よく感じてもらえれば、相手も「もっと話したい」と思い、向こうから話しかけてくれるようになります。
表情や身振り手振りにも気を付ける
表情や身振り手振りに気を付けることも、明日から話し上手な人になれるコツです。
印象は、会話内容よりも視覚情報に影響を受けます。そのため、表情や身振り手振りに気を付けると、好印象を与えられるでしょう。
特に、笑顔を絶やさないことが大切です。笑顔は自分も相手もリラックスさせ、楽しい気分にさせてくれます。反対に、不機嫌そうに話す人に話しかけたいと思う人はいません。
表情や身振り手振りに気を付けておくだけでも、休憩時間やちょっとした隙間時間に、相手から雑談をしに来てくれるでしょう。
専門用語はできるだけ使用しない
明日から話し上手になれるテクニックとして、専門用語や難しい言葉を減らすことも挙げられます。話している内容に理解できないワードがあると、相手は混乱し、会話から置いてけぼりになってしまいます。
楽しい会話を続けるためには、相手の理解度に合わせた言葉選びが大切です。
しかし、ビジネスの場では専門用語が必要な場面もあります。その場合は、相手が理解できているのかを観察しながら、話すことを意識してみてください。混乱している時にフォローできれば、相手からの信頼度も高まるでしょう。
話し上手な人になるには聞き上手も大切?
ここまで、話し上手な人になるための話し方を解説してきました。話すスピードや表情には、ぜひ気を付けてください。
しかし、話し方だけに気を付けていても、話し上手な人にはなれません。話し上手な人になるには、聞き方も求められるためです。
一方的に話しかけてくる人や、こちらの話を上の空で聞く人を「話し上手だな」とは思わないでしょう。聞き上手になるには、以下の3つのポイントを意識してください。
- リアクションや質問をする
- 意見や気持ちを否定しない
- 相づちをうつ
上記の3つのポイントを守ると、「関心を持って聞いてくれている」「話したいことが話しやすい」と思い、話し上手な印象を持ってくれます。
話が上手な人に関するよくある質問とは?
本章では、話し上手な人に関してよくある質問を3つ紹介します。
- 話が上手な人になれるおすすめの本は?
- 話し上手を活かせる仕事とは?
- 話が上手な人がモテる理由は?
疑問に思う方が多いポイントのため、ぜひ、覚えておいてください。
話が上手な人になれるおすすめの本は?
話が上手な人になれるおすすめの本は、以下の3冊です。
- 人は話し方が9割(著者:永松茂久氏)
- 話すより10倍ラク! 聞く会話術(著者:西任暁子氏)
- 話せる、伝わる、結果が出る! コミュトレ 10万人のデータから導き出されたビジネス・コミュニケーションスキル(著者:野田雄彦氏)
自分に合うと思った本を繰り返し読み、その都度実践していきましょう。
話し上手を活かせる仕事とは?
話し上手を活かせる代表的な仕事は、以下の5つです。
- 営業職
- 接客スタッフ
- 教員・保育士
- 看護師
- 美容師
話し上手な人は、職場のコミュニケーションを円滑化できます。業務の効率化やチームの結束を高められるため、上記以外のあらゆる職業でも、話し上手なことは活かせるでしょう。
話が上手な人がモテる理由は?
話し上手な人がモテる理由は、主に以下の3つです。
- 話していると楽しいと感じる
- 自分のことをわかってくれると安心できる
- しっかり話を聞いてくれるため信頼できる
上記のように思われるコミュニケーション力を身につけると、上司や部下からも頼りにされるようになるでしょう。
最短で話し上手を目指すならプロに相談しよう
本記事では、話し上手な人の特徴や、話し上手になるための方法を紹介してきました。
話し上手な人は伝え方がうまいのはもちろん、相手にあわせて声の大きさや話すスピードの調整を行っています。
わかりやすく伝えることも大切ですが、話し上手を目指す方は内容以外にも気を配りましょう。
そのためには、自分のコミュニケーション力を分析してみるのがおすすめです。これから意識すべきことや、自信を持つべきことがわかります。
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